カンヌ出品作に登場するパレスチナ人ジャーナリストがガザで命を落とす

『Put Your Soul on Your Hand and Walk(原題)』 写真:Sepideh Farsi
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5月に開催される第78回カンヌ国際映画祭でプレミア上映予定のドキュメンタリー映画『Put Your Soul on Your Hand and Walk(原題)』に登場するパレスチナ人フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナが、イスラエルによる空爆で死亡したと複数の海外メディアが報じた。
映画がカンヌ国際映画祭のACID部門に正式に選出されたわずか24時間後の16日(現地時間)、ハッスーナが家族と暮らすガザ市内の自宅がイスラエル軍のミサイルによって直撃を受け、彼女と家族9人が命を落とすという悲劇が起きた。
ハッスーナは、爆撃下のガザで人道的支援を行いながら、その現実を記録し続けていた。彼女のフォトジャーナリズムは『ガーディアン』をはじめとする国際メディアに取り上げられ、世界的な注目を集めていた。
ACIDは、「彼女の生命力は奇跡のようであった」とし、今後上映される作品は彼女の死によって新たな意味を持つと声明を発表した。
映画『Put Your Soul on Your Hand and Walk』は、ガザに住む若い女性とのビデオ通話を通して現地の現実を見つめた作品であり、その中でフォトジャーナリストとしての活動を続けていたファトマ・ハッスーナも重要な存在として描かれている。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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