フローレンス・ピュー、679メートルから決死のジャンプ ─ 『サンダーボルツ*』で体当たりのスタント志願

MCU最新作『サンダーボルツ*』に出演するフローレンス・ピューは、自らスタントをこなすことに強いこだわりを見せた。彼女が挑んだのは、マレーシアのムルデカ118(高さ約679メートル)からのジャンプという大胆なシーンだ。
当初、このシーンは脚本に書かれていたが、撮影が近づくにつれて「保険の問題が大きい。世界で2番目に高いビルから放り出すわけにはいかない」として制作側は実現に消極的になっていった。安全上の懸念から、ピューの代役での撮影に切り替えようとする動きがあった。
【メイキング映像】
しかしピューは諦めず、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギに直接メールを送り、「このスタントを自分でやることが宣伝効果にもつながる」と主張。彼女の熱意とユーモアあふれる説得により、スタジオは最終的にGOサインを出した。
ピューは「高いところが好き」と語るが、今回のスタントは「全く別次元の体験」で、精神的なコントロールが求められたという。ジャンプ後には、脳が疲れ果てて3時間眠ってしまったほどだった。
「その日、心を落ち着かせるために使った精神力は、それ自体がスーパーパワーだった」と彼女は振り返る。役者としてのプロ意識と挑戦心が光る一幕となった。
ピューが演じるのは、映画『ブラック・ウィドウ』やドラマ『ホークアイ』にも登場したエレーナ・ベロワ。『サンダーボルツ*』では、彼女がアンチヒーローたちとともに新たなチームを結成する。
本作には他にも、セバスチャン・スタン、デヴィッド・ハーバー、ハナ・ジョン=カーメン、オルガ・キュリレンコ、ワイアット・ラッセル、ジュリア・ルイス=ドレイファスといった豪華キャストが集結。
ピューが自ら志願してスタントに挑んだ映画『サンダーボルツ*』は、5月2日より劇場公開予定。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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