リンゴ・スターの息子ザック・スターキー、ザ・フーと決別

2023年ベルリンで演奏する英国バンド、ザ・フーのサイモン・タウンゼンド、ジョン・ボタン、ロジャー・ダルトリー、ザック・スターキー Frank Hoensch/Redferns/Getty Images
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ザ・フーが、長年バンドを支えたザック・スターキーと別れることを発表した。1996年からドラマーとして活動してきたスターキーにとって、大きな転機だ。
理由は、ロイヤル・アルバート・ホール公演での衝突
先月の公演中に、意見の食い違いがあったと報じられている。その後、バンドは「今回の公演をもって、彼との関係を終了する」という決定を下した。また、「彼に対しては敬意しかなく、今後の成功を願っている」とコメントした。
約30年の歴史と、スターキーの想い
これに対し、スターキーもコメントを発表。「ザ・フーとの29年間をとても誇りに思っている」と語り、初代ドラマーのキース・ムーンへの敬意も口にした。キースは彼の名付け親であり、ドラムの世界へ導いた存在だ。
パフォーマンスをめぐる葛藤と、これからの展望
さらに、スターキーは1月に右足の血栓という健康問題を抱えていたことも明かした。しかし、現在は完全に回復し、演奏にも支障はないとのこと。それにもかかわらず、ある夜のパフォーマンスに対して不満の声があったことに驚いたと語った。
その上で、「しばらくは家族との時間を過ごす」と述べた。また、ノエル・ギャラガーらと制作した”Domino Bones”のリリース準備や、自伝の執筆にも力を入れる予定だ。
ステージ上でのロジャー・ダルトリーの発言が波紋に
英『メトロ』紙によると、公演中にロジャー・ダルトリーが演奏を中断する一幕があったということだ。「キーが聞こえない」「ドラムが大きすぎて歌えない」といった発言があった。この場面に観客がどよめき、騒動が表面化したと伝えられている。
SNSでの意味深な投稿も話題に
その後、スターキーはInstagramのストーリーで意味深なメッセージを投稿。「ダルトリーがオーバープレイで訴えようとしている」という内部情報を匂わせた内容だ。これにより、今後の関係に注目が集まっている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら
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