【訃報】『ザ・ソプラノズ』出演俳優、84歳で死去

Charley Scalies
C・スキャリーズ 写真:THR.com
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『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』(1999-2007)や『THE WIRE/ザ・ワイヤー』(2002-2008)に出演したことで知られるフィラデルフィア出身の俳優、チャーリー・スキャリーズが84歳でこの世を去った。

スキャリーズの娘、アン・マリー・スキャリーズが米『ハリウッドリポーター』に伝えたところによれば、同氏はアルツハイマー病との闘病生活の末、ペンシルベニア州フェニックスビルにある介護施設で息を引き取ったそうだ。

スキャリーズは2003年に放送された『THE WIRE/ザ・ワイヤー』シーズン2にてクリス・バウアー演じる犯罪組織のボス、フランク・ソボトカに忠誠を誓う犯罪者、トーマス・“ホースフェイス”・パクーサを演じている。彼は生前、同役に対する愛着を以下のように語っていた。

「私が縁あって演じることができた他の役柄にも当てはまることですが、ホースフェイスは私の中に生きています。私は演技をする時に彼を招くんです」

フィラデルフィアで生まれ育ったスキャリーズは高校時代から友人たちとスタンダップ・コメディを披露するなど、ショービジネスの世界に早い時期から関心を持っていたという。しかし大学を卒業した後、彼はいちど一般企業に就職し、品質管理などの役職を務めたようだ。

そんなスキャリーズが俳優としてのキャリアを歩み始めたのは1990年代である。この時期から彼は『ガイズ&ドールズ』や『オズの魔法使い』など、地元ペンシルベニアでミュージカル作品に出演するようになった。そこでの活躍が認められた彼は映画やドラマにも出演するようになり、『天国の約束』(1995)ではアル・パチーノとも共演を果たしている。

スキャリーズは5人の息子・娘と4人の孫たちに恵まれ、一家はいつも仲睦まじい様子だったという。

心から冥福を祈りたい。

 ※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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