米人気バンド、3ドアーズ・ダウンのボーカリストがステージ4の腎臓がん診断を公表

人気ロックバンド、3ドアーズ・ダウンのリードボーカリスト、ブラッド・アーノルド氏がステージ4の腎臓がんと診断されたことを公表した。

この音楽家は水曜日、インスタグラムに投稿した動画で「あまり良くないニュースがある」と述べ、「数週間前に体調を崩し、病院で検査を受けた」と明かした。

その際、アーノルド氏は「肺に転移した淡明細胞型腎細胞癌との診断を受けた。これはステージ4であり、非常に厳しい状況である」ことを告げられたという。

この投稿をInstagramで見る

3 Doors Down(@3doorsdown)がシェアした投稿

信仰に支えられた前向きな姿勢

「クリプトナイト」のヒット曲で知られるボーカリストは、この深刻な診断にもかかわらず、信仰に目を向けながら治療に臨むにあたって「恐れはない」と語った。「我々は偉大な神に仕えている、神はどんなことでも乗り越えることができる。だから私は恐れていない。恐怖は感じていない。しかし、今夏のツアーをキャンセルせざるを得なくなり、それについては申し訳なく思う」と述べた。さらに「機会があればに祈りを捧げてくれたら嬉しい」と付け加えた。

腎臓がんへの理解

国立がん研究所によると、淡明細胞型腎細胞癌は成人の腎臓がんの中で最も一般的なタイプであり、全腎細胞癌症例の約80%を占めるという。

アーノルド氏は投稿のキャプションでも「これまでの思い出に感謝します。今、『IT’S NOT MY TIME（私の時ではない）』が私のテーマソングだと感じています。この戦いでは、祈りを捧げる戦士たちが必要です！世界最高のファンであるみなさんに感謝します。愛しています！」と綴った。

闘病と3ドアーズ・ダウン今後の音楽活動

アーノルド氏のがん闘病は、彼の音楽キャリアと個人生活の両方に大きな影響を与えることになる。しかし、彼の強靭な精神力と前向きな姿勢は、同様の困難に直面している多くの人々に希望を与えている。

3ドアーズ・ダウンのサマーツアーはキャンセルされるものの、回復後の活動再開への期待は高まっている。

3ドアーズ・ダウンファンからの支援

診断のニュースが広まるにつれ、世界中のファンからの支援メッセージが殺到している。SNS上では「#PrayForBrad（ブラッドのために祈る）」というハッシュタグが広がり、3ドアーズ・ダウンの公式ファンクラブも支援活動を組織している。この困難な時期におけるファンコミュニティの結束は、音楽の持つ癒しと団結の力を改めて示している。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。

【関連記事】