マーク・ハミル、今後の『スター・ウォーズ』作品への出演を否定「絶対にあり得ない」

Mark Hamill in STAR WARS: EPISODE IV - A NEW HOPE), 1977.
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のマーク・ハミル、1977年。Lucasfilm Ltd./Courtesy Everett Collection
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『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカー役で知られる俳優マーク・ハミルが、今後シリーズに出演するつもりはないと示唆した。ハミルは、実写版スター・ウォーズ映画に5度出演し、『マンダロリアン』ではデジタルで若返ったカメオ出演も果たしている。

「ジョージ・ルーカスが、かつてスター・ウォーズを史上最高額の低予算映画と呼んでいた謙虚だったあの頃に、自分が参加させてもらえたことには本当に感謝している」とマーク・ハミルは、『ComicBook.com』のインタビューで語った。「スター・ウォーズがこんなにも長く続き、ポップカルチャーの一部になるとは思いもしなかった。自分には自分の時代があった。感謝している。ただ、これからは未来や新しいキャラクターに焦点を当てるべきだと思うんだ」

「『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で自分が消えたとき、ローブはそのまま置いてきたからね。裸のフォースの幽霊として現れるなんて、絶対にあり得ないよ」

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017) Disney
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017) Disney

現在、ルーカスフィルムが開発中の新作は、スカイウォーカーが登場する可能性のある作品だ。シャルミーン・オベイド=チノイが監督する新作は、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の続編で、15年後の世界を舞台にデイジー・リドリー演じるレイが新たなジェダイ・オーダーを築こうとする物語となっている。

ルーカスフィルムの責任者キャスリーン・ケネディは以前、この作品について次のように語っていた。「『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』から15年後の設定で、戦争もファースト・オーダーも終わり、ジェダイは混乱している。いま、ジェダイとは何者なのか?銀河はどうなっているのか?といった議論が盛んだ。レイは、ルークに約束したことや書物に基づいて、ジェダイ・オーダーの再建を試みている。そこが、これからの物語の行き先だ」

次に確定しているスター・ウォーズ作品は、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』で、2026年5月22日に公開予定。その翌年には、ショーン・レヴィ監督、ライアン・ゴズリング主演の『スター・ウォーズ/スターファイター』が控えている。

マーク・ハミルの「ローブを置いていった」という冗談の発言についてだが、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の最後では、マーク・ハミルと故キャリー・フィッシャーがフォースの幽霊として登場し、ハミルは確かにローブを身にまとっていた。

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)でのレイア姫(演:C・フィッシャー)とダース・ベーダー 写真:Courtesy Everett Collection
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)でのレイア姫(演:C・フィッシャー)とダース・ベーダー 写真:Courtesy Everett Collection

熱心なスター・ウォーズファンなら、1977年の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でダース・ベイダーがオビ=ワン・ケノービを殺した際にもローブだけが残されていたことを指摘するだろう。しかし、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』と『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』では、アレック・ギネスもフォースの幽霊として登場した際にローブを身につけていた。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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