松本若菜『ジュラシック・ワールド』最新作で吹き替え初挑戦「身が引き締まる思い」

左から楠大典、松本若菜、岩田剛典、吉川愛 ©︎The Hollywood Reporter Japan
左から楠大典、松本若菜、岩田剛典、吉川愛 ©︎The Hollywood Reporter Japan
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米映画の人気シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の新章始動イベントが1日、都内のスタジオで行われ、日本語吹き替え版の声優を務めた松本若菜、三代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典、吉川愛、楠大典が出席した。

5年ぶりの第7作で、シリーズ初の女性主人公としてスカーレット・ヨハンソンが主演。秘密工作の専門家のゾーラが、陸・海・空に生息する3大恐竜のDNAを採取するミッションに挑む。

ヨハンソンの声を担当した松本は、「知らない人がいないくらいの超大作。お話をいただいて最初は理解できなかったけれど、心からうれしかったし、身が引き締まる思いでした」と感激の面持ち。洋画の吹き替えは初挑戦で、アフレコは「声だけに全ての背景をまとわせることを意識して、監督とたくさん話し合い演出していただきました」と振り返った。

松本若菜 ©︎The Hollywood Reporter Japan
松本若菜 ©︎The Hollywood Reporter Japan

岩田は考古学者のヘンリー(演:ジョナサン・ベイリー)役で、「シンプルに恐竜を見たいという好奇心だけで参加したオタク気質。僕も突き詰めるタイプなので似ているところはある」と分析。「幼い頃から見ていた作品。役者の部分を使えないので、声に説得力を持たせるためにけっこう苦労したが、夢のような経験だった」と満足げに話した。

吉川はアニメーションで声優の経験があったが、「実写の吹き替えとの違いがよく分からなかった」と疑問を提示。これにベテラン声優の楠が、「アニメは声がついていないから、キャラクターの声を想像しなければいけない。(洋画の)吹き替えは、その人が日本語をしゃべったらどうなるかと考えるのが基本」と指南し、登壇者全員を感心させていた。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、8月8日に全国で公開される。

岩田剛典 ©︎The Hollywood Reporter Japan
岩田剛典 ©︎The Hollywood Reporter Japan

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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