『鬼滅の刃』最終章第1作ついに公開、花江夏樹「まばたきする瞬間もない」
人気アニメーションのクライマックスを描く3部作の第1弾となる『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の公開記念舞台挨拶が19日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、全国357館でライブビューイングが実施された。
日本史上最高の興行収入404億3000万円を記録した20年『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』以来の映画。18日に全国452館で封切られ、日付が変わった瞬間の午前0時から上映を始めた映画館もあり、TOHOシネマズ新宿で40回、同日比谷で30回というヘビーローテーションでのスタートなった。
舞台挨拶には声優の花江夏樹、櫻井孝宏、石田彰と主題歌「残酷な夜に輝け」を担当したLiSAが登壇。主人公・竈門炭治郎役の花江は、公開初日にIMAXで観賞し「映像のクオリティが素晴らしい。人の手で作ったのか疑ってしまうほど、まばたきする瞬間もない。冒頭から涙が止まらなくて、最高でした。あと10回は行きたい」と一気にまくし立てた。
本作では、成長した炭治郎が鬼殺隊の柱の冨岡義勇と組み、『無限列車編』で強大な力を見せつけた上弦の鬼・猗窩座と激闘を繰り広げる。花江は猗窩座役の石田に対し、「炭治郎がいろいろな人の思いを背負って猗窩座と対じする思いで演じられればと思っていたが、石田さんの芝居が素晴らしすぎて、自然と気持ちがあふれてくるアフレコになった」と称えた。
義勇役の櫻井も、「猗窩座の強さをテコに、義勇も強くなる感覚があった。闘いに没頭させる存在で、何か美しさも感じた」と絶賛。石田は照れながらも、「無限列車編の時は圧倒的な強さだけで押していけたが、炭治郎や義勇が強くなっていく変化に対応しているのが新しい。成長のきっかけになれていたのはうれしい」と喜びを語った。
LiSAは『無限列車編』の「炎」以来、通算6曲目の主題歌。「炭治郎が猗窩座に認められるくらい強くなったのがうれしい。その背中を押して、強い気持ちで送り出していけるようにという思いを込めました」としみじみ話した。
初週の興行成績は連休明けの22日に発表になるが、花江は「素晴らしいスタートダッシュが切れたんじゃないかと、1ファンとして感じています」と確信。そして、「多くの人に御覧いただきたく、これからの鬼滅で日本、世界が盛り上がっていけば。2、3と続くので、僕らも“心燃やして”頑張っていきます」と宣言した。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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