エマ・ストーン、新作『Bugonia』で坊主頭に!母への想いで涙の役作り体験を語る

エマ・ストーンは、ヨルゴス・ランティモス監督の新作映画『Bugonia(原題)』のために頭を剃ることに抵抗はなかったが、その経験はかなり感情的なものだったという。
今年初めにシネマコンで本作の初映像が公開された際、ティーザー映像の中でアカデミー賞を2度受賞しているストーンが短く刈り上げた髪型を披露した。2025年8月11日(現地・月曜)に公開された米『Vogue』誌の特集記事で、ストーンは役作りのために頭を剃った際の複雑な心境について語った。
「髪をばっさり切ったときの感覚は、この世で一番気持ちいい。頭を剃ったあとの最初のシャワーは、もう本当に最高だった」とストーンは語った。
しかし、ストーンは新作映画『Bugonia(原題)』で丸坊主にするシーンの撮影直前、自身のトレーラー(控室)の中で母親のクリスタ・ストーンを思い出し、涙があふれ出たことを明かしている。母親は過去に乳がん治療のため丸坊主にしていた経験があったのだ。
「母は本当に勇敢なことをした。私はただ頭を剃っているだけだ」と当時の自分は心の中で思ったという。
ランティモス監督の『Bugonia(原題)』のあらすじは以下の通りである。
「陰謀論にとり憑かれた2人の若者(演:ジェシー・プレモンス、演:エイダン・デルビス)が、大企業の有能なCEO(演:エマ・ストーン)を誘拐する。彼らは、彼女が地球を滅ぼそうとしているエイリアンだと信じているのだ」
『哀れなるものたち』(2023年)で知られるストーンが新しい髪型を披露したあと、「母は『すごくうらやましい。また頭を剃りたい』と言っていた」とストーンは語る。
ストーンの周囲の人々が皆その髪型に賛成したわけではない。親友であり同じくオスカー受賞俳優のジェニファー・ローレンスは、このイメージチェンジに反対だったと率直に語っている。
「正直、エマに丸坊主になってほしくなかった」とローレンスは語る。「2017年の映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』でのビリー・ジーン・キングの髪型を、もう経験しているから」とストーンが主演した際の髪型に触れながら説明した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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