批評家の評価は誤りだった? マイケル・チクリス、2005年公開『ファンタスティック・フォー』シリーズを再評価

『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』Everett Collection
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ザ・シング役で知られる俳優マイケル・チクリスは、2005年公開の映画『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』と、シリーズ2作目『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』が、当時の批評家から過小評価されたと改めて主張している。
チクリスは「批評家は間違っていた。我々の作品を酷評したが、実際には多くの観客に愛されていた」と述べ、観客の反応こそが本質的な評価であると強調した。さらに「今では家族で楽しめる娯楽作だったと再評価されている。完璧ではないかもしれないが、本当に良い映画だ」と振り返っている。
チクリスは両作でベン・グリム/ザ・シング役を演じ、当初は3部作の契約を結んでいた。しかし、第3作は実現せずシリーズは2作で終了。
第1作は製作費約8,750万〜1億ドル(当時のレートで約100億〜115億円)で、世界興行収入は約3億3,350万ドル(約383億円)を記録し、商業的には大きな成功を収めた。2007年の続編は製作費約1億2,000万〜1億3,000万ドル(約138億〜149億円)で、興行収入は約3億190万ドル(約347億円)とやや減少したが、それでも十分な成績だった。
当時は批評家から厳しい評価を受けた一方で、観客からは支持を得ていたことが数字にも表れている。それにもかかわらずスタジオはシリーズの継続を断念し、その後リブート版『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が制作された。
チクリスは、批評家の意見と観客の評価が必ずしも一致しないことを今回の発言で改めて指摘した。時を経た今、娯楽性と家族で楽しめる雰囲気を備えた作品として評価を見直すべきだというのが彼の考えである。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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