『ザ・ビートルズ・アンソロジー』が30周年で復活！ファン垂涎の新作エピソード＆未発表音源を追加

ビートルズによる8章構成のドキュメンタリーシリーズ『ザ・ビートルズ・アンソロジー』が公開30周年を記念し、修復とリマスターを施して今秋に復活することが明らかになった。今回、新たにエピソード9が追加され、11月26日からディズニープラスで配信される。

さらに、『ザ・ビートルズ・アンソロジー』ミュージック・コレクションもLP盤およびCDで、11月21日に発売される。

ビートルズが設立したアップル・コアの制作チームは、ピーター・ジャクソン率いるウィングナット・フィルムズ、パーク・ロード・ポストのチームと連携し、このドキュメンタリー映像を復元した。今回追加されるエピソード9には、1994年～1995年にかけてアンソロジー・プロジェクトのために集結したポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョージ・ハリスンの舞台裏映像などが収録されている。

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オリジナル版ではジョージ・マーティンが監修を務めた『ザ・ビートルズ・アンソロジー』ミュージック・コレクションは、その息子ジャイルズ・マーティンがリマスターを担当して復活する。このコレクションは12枚組LPまたは8枚組CDの形態で、11月21日に発売される。

このコレクションには、ビートルズのデモやセッション音源など13の未発表トラックを含むアルバム『アンソロジー4』が新たに追加された。このアルバムには、オリジナル版のプロデューサーでもあるジェフ・リンがプロデュースした「フリー・アズ・ア・バード」と「リアル・ラヴ」の新ミックスが収録されている。また、”デミックス”により分離・抽出されたジョン・レノンのボーカルも収録される。

ジャイルズ・マーティンは『ビートルズ’64』（2024年）で第77回エミー賞にノミネートされた際、ビートルズの楽曲のリマスタリング作業について米『ハリウッド・リポーター』に語った。「ミックスを行った曲を人に聴いてもらうとき、一番考えてほしいのは、私のミックスがどんな感じだったか、自分らしく聴こえるかどうかです。それを感じてもらえないなら、正しくミックスできていないということです」

10月14日には『ザ・ビートルズ・アンソロジー・ブック』25周年記念エディションもアップル・コア／クロニクル・ブックスから発売される（日本盤の発売は未定）。368ページに及ぶこの書籍では、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人がビートルズの足跡を赤裸々に振り返っている。また、1,300点以上にわたるビートルズの貴重な写真や資料が掲載されるほか、ニール・アスピノール、ジョージ・マーティン、デレク・テイラーなど、ビートルズと親しかった仕事仲間による回想録も収録される。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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