トニー・ヘイルが語る“フォーキー誕生秘話”――新作『トイ・ストーリー5』のテーマにも言及

トニー・ヘイルは、『トイ・ストーリー4』(2019年)の最終版に自分が本当に出演していることを、映画の予告編が公開されるまで知らなかったと明かしている。
2019年公開のアニメーション作品でフォーキーの声を担当したヘイルは、米『People』誌のインタビューで、オーディションを受けたにもかかわらず、自分の声が「超大物スター」に差し替えられるのではないかと心配していたと語った。
「『トイ・ストーリー4』の予告編で自分の声を聞くまでは、まだ出演しているのだと本気で思えなかった。それまではずっと『どうせ自分はカットされるにちがいない。大物スターに差し替えられるんだ』と思っていたのだ」とヘイルは述べている。
HBOのドラマシリーズ『Veep/ヴィープ』(2012~2019年)で知られるトニー・ヘイルは、実際にはアカデミー長編アニメ映画賞受賞作『トイ・ストーリー4』において重要な役割を担っていた。
同作は、ヘイルが声を務める新しいおもちゃ、話すスポーク※製の「フォーキー」を中心に展開する物語であり、フォーキーはウッディ(声:トム・ハンクス)たちと共に、旧友・新しい仲間とともにロードトリップに出かけ、おもちゃにとって世界がいかに広いものであるかを学んでいく。
※スポークとは、スプーンとフォークを組み合わせた食器のこと
ヘイルはフォーキーというキャラクターについて、次のように語っている。
「『トイ・ストーリー』の世界でフォーキーを演じるということは、すなわち“シンプルさの力”を体現するということだ。だからこそ児童書は人気があるのだと思う。大人でさえ、そのシンプルさに惹かれて児童書を手に取ることがある。私が特に気に入ったのは、フォーキーが“子どもによって初めて作られたおもちゃ”であったことだ。まさにシンプルさの象徴だ。スポークに針金入りの紐で作られた腕と、アイスキャンディーの棒で作られた足。そんな存在だったのだ」
さらにヘイルは次のように付け加えた。
「フォーキーは、大きく見開いた瞳のようなシンプルさと新鮮さを持っていて、それが本当に美しかったのだ」
また、2026年6月19日に劇場公開が予定されている『トイ・ストーリー5』については、物語のテーマがおもちゃとテクノロジーの対立にあることをほのめかした。
「台本の一部しか与えられないため、断片的にしか目にしていないが、その内容は非常に興味深いものだった。ただ、驚きを失いたくはない。『トイ・ストーリー5』は完全に新鮮な気持ちで体験したいのだ」とヘイルは語った。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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