スヌープ・ドッグ、映画『バズ・ライトイヤー』の同性カップル描写に困惑「映画に行くのが怖くなった」

同性カップル描写をめぐる孫の質問に困惑したスヌープ
西海岸を代表する大御所ラッパーのスヌープ・ドッグ。彼は最近出演したポッドキャスト番組で自身の孫とピクサー制作の映画『バズ・ライトイヤー』(2022)を観た際のエピソードを明かした。なんでも、彼は同作における同性カップルの描写に困惑させられたそうだ。
きっかけは、『バズ・ライトイヤー』に登場するレズビアンのカップルを目にした孫たちの質問だったという。同作にはバズの親友アリーシャ・ホーソーン司令官が妻(パートナー)とキスする場面や、子どもを育てる様子が含まれていた。スヌープ・ドッグは語る。(該当の箇所は現在YouTubeから削除された模様)
「孫たちがみんな“ねえ、スヌープじいちゃん、なんで彼女はもう一人の女の人と子供を作れるの?”って聞いてきたんだ。俺はどう答えればいいか分からなかったね」
スヌープ自身も当の描写にはとても困惑したようだ。
「まったく、あんなのは全然予想してなかったよ。こっちはただ映画を観にきただけだってのに。孫たちにその時は“映画に集中しようぜ”って言ったんだ。だけどみんな“この女の人とあの女の人に子供がいるよ。二人とも女なのに、なんで子供ができるの?”って止まらなかったね」
さらにスヌープは続ける。
「本当にク○みたいな気分だったね。おかげで映画を観に行くのが怖くなったよ。俺にだって理解できないようなものを押し付けてくるんだから。とにかく愕然としたよ。あのシーンは本当に必要だったのか?子供向けの映画なのに、本当にあれを子供たちにみせる必要があったのか?」
ディズニーと「多様性」の行方
米『ハリウッド・リポーター』によれば、同性カップルのキスシーンは当初カットされる予定だった。しかし、フロリダ州のいわゆる「ゲイというな(Don’t Say Gay)」法案に対するディズニーの姿勢に批判的だった同社の社員の抗議を受けてシーンが復活したのだという。
しかし、ディズニーのこうした「多様性」を強調する方針には「やり過ぎ」を指摘するスヌープのような意見も近年では増えてきている。今年3月に公開された『白雪姫』が賛否両論を呼んだ件もファンの記憶に新しい。
こうした世論の動きに対してディズニーはいかに対応していくのだろうか。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら
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