ケイト・ウィンスレット監督デビュー作『Goodbye June』が12月劇場公開&Netflix配信へ

ケイト・ウィンスレットが初めて監督を務めた映画『Goodbye June(原題)』が、12月に公開されることが決定した。米国・英国の一部劇場で2025年12月12日に公開され、2025年12月24日からNetflixで配信される予定である。
出演者にはウィンスレット自身に加え、ヘレン・ミレン、トニ・コレット、ジョニー・フリン、アンドレア・ライズボローといった実力派が揃う。
物語は、母親の病状が悪化したことをきっかけに、4人のきょうだいの人生が大きく変わっていくという内容。脚本はウィンスレットの息子ジョー・アンダーズが執筆し、ウィンスレットとケイト・ソロモンがプロデューサーを務めた。公開されたファーストルック画像では、ウィンスレットとコレットが共演するシーンが披露されている。
ケイト・ウィンスレットは『タイタニック』(1997年)をはじめ数々の名作に出演し、アカデミー賞やエミー賞を受賞してきた名女優だが、近年も映画『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』(2023年)、ミニドラマシリーズ『ザ・レジーム / 壊れゆく政権』など話題作に出演。今年12月公開の『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』にも出演予定である。
共演のヘレン・ミレンは、Netflix映画『木曜殺人クラブ』に出演中で、ドラマ『1923』や『MobLand(原題)』などでも存在感を示している。脚本を手がけたジョー・アンダーズも、映画『1917 命をかけた伝令』や『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』で俳優として活動してきた経歴を持つ。
一方で、ウィンスレットは自身のキャリアにいまも不安を抱いていると語っている。
昨年の『60 Minutes』のインタビューで、ウィンスレットは『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』の撮影中に『自分より適任な女優が少なくとも5人はいる』と感じたこと、現場でスタッフに『名前を間違えて読み上げたんじゃないか』と冗談めかして話したことを明かしている。
監督として新たな一歩を踏み出すウィンスレットにとって、『Goodbye June』は俳優人生の延長線上にある新たな挑戦であり、母と子の視点から紡がれる家族の物語に大きな注目が集まっている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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