ジュリア・ロバーツ&アダム・サンドラーが華やかに登場 ヴェネツィア国際映画祭2025開幕

ジュリア・ロバーツがヴェネツィア国際映画祭に姿を見せた。彼女が羽織っていたのは、最新作『After the Hunt(原題)』でタッグを組んだイタリアの名匠ルカ・グァダニーノ監督の顔がプリントされたカーディガンである。まるでチームのマスコットを背負ったかのようなユーモラスな装いは、映画祭の話題をさらった。
一方、アダム・サンドラーはバスケットボールを抱えて登場。プロバスケット選手がアリーナに入るかのような演出で、映画スターの到着シーンが、映画祭の大きな“見せ場”であることを象徴していた。
今年のヴェネツィア国際映画祭は、近年でも屈指の豪華さになると予想されている。世界最古の映画祭の名にふさわしく、連日スタイリッシュな水上到着や華やかなレッドカーペット、そしてアフターパーティーが繰り広げられている。
すでに姿を見せたスターたちも錚々たる顔ぶれだ。ノア・バームバック監督作『ジェイ・ケリー』のキャストには、ジョージ・クルーニー(主演)、アダム・サンドラー、ローラ・ダーン、ビリー・クラダップ、エミリー・モーティマー、アルバ・ロールヴァッハーらが揃った。さらにヨルゴス・ランティモス監督の新作『Bugonia(原題)』のエマ・ストーン、ロバーツと共演するアンドリュー・ガーフィールド、アヨ・エデビリも登場している。
オープニングナイトにはケイト・ブランシェットも姿を現した。彼女は今週後半にジム・ジャームッシュ監督の新作『Father Mother Sister Brother(原題)』のワールドプレミアで再び登場する予定である。
今後到着予定のスターも多い。ベニー・サフディ監督『The Smashing Machine(原題)』に主演するドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラント、ギレルモ・デル・トロ監督『フランケンシュタイン』に出演するジェイコブ・エロルディとオスカー・アイザック、キャスリン・ビグロー監督『A House of Dynamite(原題)』の出演者たち、さらにミュージカル『Ann Lee(原題)』のアマンダ・セイフライドらが控えている。
今年のヴェネツィア国際映画祭は8月27日から9月6日まで開催。世界的映画人が続々と集う場で、ファッションと映画の両面で注目を集めることは間違いない。ジュリア・ロバーツの大胆な“チーム・グァダニーノ”ファッションは、その象徴的なシーンとして記憶されるだろう。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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