『THE LAST OF US』ベラ・ラムジー、批判に反論「嫌なら観るな」──強気発言の真意とは

HBOのドラマ『THE LAST OF US』で主演を務めるベラ・ラムジーが批判的な視聴者に対して「嫌なら観なければいい」と強気の姿勢を示した。
『THE LAST OF US』は、同名の人気ゲームを原作に実写化した作品として世界的に注目を集めている。しかし、シーズン2は大きな話題を呼ぶ一方で、原作ファンを中心に強い批判の的となった。そんな中、ラムジーは「嫌なら観なければいい」と強気の姿勢を貫いた。
シーズン2は2020年発売のゲーム『THE LAST OF US Part II』を基にしており、視聴者を驚かせる展開が続いた。
特に主人公ジョエル(演:ペドロ・パスカル)が新キャラクターのアビー(演:ケイトリン・デヴァー)によって無惨に殺される場面は、多くのファンに衝撃を与えた。
また、エリー(演:ベラ・ラムジー)とディーナ(演:イザベラ・メルセド)の同性愛関係を描いたことも、SNS上で賛否を呼んだ。放送中にはジョエルの死に憤る声や、同性愛的描写に対する差別的な投稿が目立ち、議論は過熱した。
こうした反応について、ラムジーはポッドキャスト番組「The Awardist」に出演した際に言及した。
「作品はすでに世に出ていて、もはや変えられない。だから批判を読んでも意味がない」と語り、基本的に否定的な声に屈するつもりはないことを示した。そして「人々には意見を持つ自由があるが、それが作品や今後の展開に影響を与えることはない。だから自分にとっては別次元の話だ」と冷静に説明している。
さらにラムジーは、批判者たちに対しシーズン3を無理に視聴する必要はないと強調した。「無理に観る必要はない。本当に嫌なら、原作ゲームを楽しめばいい」と発言し、否定的な声に屈するつもりはない姿勢を示した。一方で「観たいと思う人には楽しんでもらえればうれしい」とも語り、ファンへの誠意も忘れていない。
ベラ・ラムジーは以前からネット上の中傷に悩まされてきた。シーズン1放送時には、彼女の外見がゲームに登場するキャラクターの“理想的な造形”と異なるとして批判が集中し、SNSを削除した経緯がある。今回も「TwitterやRedditを避ければ問題ない」と述べ、意図的に距離を置く姿勢を貫いている。
ラムジーはノンバイナリーであり、“they/them”の代名詞を用いることでも知られるが、そうしたアイデンティティも含めて偏見的なコメントが向けられることが少なくない。
それでも彼女は作品と自分の役割に自信を持っているようだ。シーズン1の成功で名実ともに注目を集めたベラ・ラムジーは、シーズン2における難しい役柄やテーマにも正面から取り組み、作品を支える存在となった。今回の発言は、批判に振り回されない強さと、俳優としてのプロ意識を示すものといえる。
『THE LAST OF US』はすでにシーズン3の制作が決定しているが、放送開始日はまだ発表されていない。
原作ゲームは根強い人気を誇り、今後の展開にも大きな注目が集まっている。ベラ・ラムジーの「嫌なら観るな」という発言は、炎上気味の議論を逆手に取ったかのように響き、ファンや批判者の間でさらに話題を呼びそうである。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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