シドニー・スウィーニー主演『クリスティ』予告編公開｜女子ボクサー伝記映画

シドニー・スウィーニーが実在の女子ボクサー、クリスティ・マーチンを演じるボクシング映画『クリスティ』の予告編が公開された。本作はデヴィッド・ミショッドが脚本・監督を務め、2025年11月7日に全米公開される。世界初上映はトロント国際映画祭（TIFF）で行われ、スウィーニーの熱演には早くもオスカー候補の声が上がっている。

物語はウェストバージニアの小さな町で育ったマーティンが、類まれな闘志と才能でボクサーとして頭角を現す姿を描く。ベン・フォスター演じるトレーナー兼マネージャーのジムに導かれ、やがて彼の妻となるが、その関係は彼女の人生を大きく揺さぶるものとなる。予告編では「私のやるべきことを見つけた」と語る一方で、フォスターが脅迫する場面も描かれ、スポーツ映画でありながら家庭内暴力を描く衝撃作であることが示唆される。

共演にはメリット・ウィーヴァー、ケイティ・オブライアンらが名を連ねる。批評家デヴィッド・ルーニーは「勇気を与えるスポーツ映画でありながら、家庭内暴力のリアルな描写へと変貌する」と評し、ウィーヴァーを「作品の隠れた武器」と称賛した。スウィーニー自身も数か月にわたりボクシングコーチとトレーニングを積み、撮影中も1日2〜3の回練習を続けたという。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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