ロバート・パティンソン主演『ザ・バットマン』続編、2026年春に撮影開始へ

DC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の続編『The Batman Part II(原題)』に関する新たな情報が明らかになった。監督のマット・リーヴスは、脚本を完成させ、主演のロバート・パティンソンに手渡したと明かした。撮影は2026年春に始まる予定だという。
長い準備期間と脚本へのこだわり
リーヴス監督はエミー賞授賞式で取材に応じ、「思った以上に時間はかかったが、最高の脚本に仕上げるために必要な時間だった」と振り返った。前作『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は2022年3月に公開され、世界興行収入は7億7,200万ドル(約1,119億円)に達する大ヒット。ワーナー・ブラザースとDCは続編の脚本を強く望んでおり、リーヴスと共同執筆者マットソン・トムリンが取り組んできた。
厳重なセキュリティで渡された脚本
脚本のやり取りには特別な方法が用いられた。リーヴス監督によると、専用コード付きの高セキュリティ・ポーチに入れて別送するという徹底ぶりだったという。パティンソンは当初「開け方がわからない」と困惑したが、コードを伝えられた後に無事開封。読み終えた後には監督とフェイスタイムで感想を共有した。「彼が気に入らなければ問題だが、実際はとても気に入ってくれた」とリーヴスは喜びを語った。
新作の方向性
物語の具体的な内容は明かされていないが、前作同様「探偵物語」の要素を強く打ち出した作品になるという。リーヴス監督は「秘密を守ることが重要だ。この作品はミステリーであり、核心が漏れるのは痛手になる」と語り、徹底した情報管理の理由を説明した。
一方で、「バットマンとブルース・ウェインという人物にこれまで描かれたことのない挑戦を与える脚本になっている」と強調。キャラクターの新たな一面に迫る物語となることを示唆した。
『The Batman Part II』は、前作の成功を受けてさらなる期待が高まる注目作だ。リーヴス監督が「これまでにない体験」と語るように、パティンソンのバットマン像がどのように深化するのかが見どころとなる。公開は未定だが、撮影開始は目前に迫っており、ファンにとって続報は大きな楽しみとなりそうだ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
※換算レートは1ドル=145円(2025年9月現在)で計算。
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