岡田准一主演『イクサガミ』|Netflixサバイバル時代劇が11月13日世界配信開始

Netflixの新作サバイバル時代劇シリーズ『イクサガミ』が、11月13日より全世界独占配信される。本作は『イカゲーム』を思わせる極限のデスゲーム要素と、海外でも大ヒットした『SHOGUN 将軍』の壮大なスケールを融合させた本作は『イカゲーム』を思わせる極限のデスゲーム要素と、海外で大ヒットした『SHOGUN 将軍』の時代劇的スケールを融合させたである。
主演・プロデューサー・アクション監督を兼任するのは、元V6メンバーで俳優の岡田准一である。
「新しい世代に語りかける時代劇を」
今週開催中の第30回釜山国際映画祭で、岡田は作品についてこう語った。
「どうすれば新しい世代に響く時代劇を作れるかを考えました。武術の基本や本質といった伝統的な要素を取り入れつつ、物語やキャラクターに落とし込むことで、若い世代が共感できる形にしたかったのです」
『イクサガミ』|Netflixで描かれる292人の侍による“死のサバイバルゲーム”
物語の舞台は1878年、武士の時代が終焉を迎えた日本。刀を失い、社会から追いやられた292人の元侍たちが、謎の招待状に導かれて京都・天龍寺の境内に集結する。
勝者には1000億円が与えられるという残酷なルールの下、彼らは最後のひとりになるまで殺し合いを強いられる。
原作は今村翔吾のベストセラー小説『イクサガミ』シリーズ、後に漫画化もされ人気を博した作品である。今回の映像化により新たな命を吹き込まれた。
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岡田准一×藤井道人監督 ― CGに頼らない“本物のアクション”
本作では岡田が主演のみならずプロデューサー、さらにアクション監督も担当。監督は『新聞記者』(2019)『余命10年』(2022)などで知られる藤井道人が務める。藤井監督は「アクションと人間ドラマを切り離すのではなく、一体化させたかった」と語り、バスター・キートンや黒澤明といった“リアリズムの巨匠”を引き合いに出している。
岡田自身も長年、武術の鍛錬を続けてきたことで知られる。日本武術やブラジリアン柔術、ジークンドー、カリなど多彩な格闘技を修め、その確かな実力は日本映画界随一。
岡田は黒澤明が『七人の侍』(1954)のために武術を学んだ逸話を挙げつつ、「自分も武術オタクです。リアリティを追求するためには、まず自分が本物の技を身につけなければならないと思ったのです」と語る。
世界に向けた“サムライ・サバイバル”
Netflixシリーズ『イクサガミ』は、時代劇の伝統と現代的な美学を融合させた、まさに岡田の情熱が結晶した企画だ。彼は「原作からも感じたのは、従来の時代劇を変えようという挑戦心でした。自分も新しい観客に届けたい」と力強く語った。
Netflixが放つ全6話のサバイバル時代劇『イクサガミ』は、日本発の新たなエンターテインメントとして世界を再び熱狂させることが期待されている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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