ジム・キャリー、名誉セザール賞受賞|『マスク』『トゥルーマン・ショー』俳優の多才なキャリアを称賛

ジム・キャリー 写真:© Austin Hargrave
ジム・キャリー 写真:© Austin Hargrave
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俳優のジム・キャリーが、第51回セザール賞授賞式における名誉セザール賞の受賞者に選ばれた。

キャリーはコメディ作品のレジェンドとして知られ、『マスク』『ジム・キャリーはMr.ダマー』(ともに1994年)、『グリンチ』(2000年)、『ブルース・オールマイティ』(2003年)、『エターナル・サンシャイン』(2004年)、『トゥルーマン・ショー』(1998年)などに出演した。

ジム・キャリー、映画『マスク』写真: New Line Cinema/Everett Collection
ジム・キャリー、映画『マスク』写真: New Line Cinema/Everett Collection

近年の活動では、Netflixで配信されたドキュメンタリー映画『ジム&アンディ』(2017年)がエミー賞にノミネートされた。『ソニック・ザ・ムービー』シリーズではドクター・ロボトニックを演じている。

2020年には自伝的小説『Memoirs and Misinformation(原題)』(共著)を発売したほか、数々の展覧会や出版物でビジュアルアーティストとしても国際的に高い評価を得ている。

フランス映画芸術技術アカデミーは、「現代映画界において最も独創的な声の持ち主の一人」「彼のキャリアは並外れた多才さが特徴である。映画では大ヒット作と作家性あふれる映画の両輪で活躍し、テレビドラマ『Kidding(原題)』での感動的かつ繊細な演技で、その幅広い才能を改めて証明した」とキャリーを評した。

また、映像作品以外での活躍も認められ、「(キャリーの仕事は)映画は単なる娯楽以上の存在になり得ることを思い出させてくれる。映画は問いかけ、感動を与え、さらには人々を啓発することもできる。創造性と芸術は一つのメディアに限定されるべきではない。彼のキャリアは、常に芸術とパフォーマンスの限界を押し上げている」とフランス映画芸術技術アカデミーはコメントした。

第51回セザール賞授賞式は、現地時間2026年2月27日(金)にパリのオランピア劇場で行われる。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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