【シンガポールグランプリ2025】F1レースとセレブリティの祭典

シンガポール発 — 2025年F1カレンダー第18戦、マリーナベイで行われる夜間レース「シンガポールグランプリ」が16回目を迎えた。このレースはスポーツイベントとしての魅力だけでなく、セレブリティや音楽ライブも楽しめる祭典としても知られる。
雨にも負けない熱気
日曜日、断続的な雨が降ったものの、コースには大きな影響はなく、湿度の高い中でもパドックはファンや企業関係者、著名人で賑わった。
F1は世界的なエンターテインメントの舞台としても注目されており、週末を通してスマッシング・パンプキンズ、エルトン・ジョン、フー・ファイターズなどのライブコンサートが開催された。
K-POPスターのG-DRAGONがチェッカーフラッグを振る場面もあり、若い世代や多様な観客層を引き寄せた。シンガポール人歌手リン・ジュンジエ(林俊傑)や、2025年の映画『スーパーマン』主演のハリウッド俳優デヴィッド・コレンスウェット、ベッカム家の次男ロメオ・ベッカムもパドックに姿を見せ、夜遅くまでDJマーティン・ギャリックスがフェスティバルの雰囲気を盛り上げた。
主催者は「シンガポールグランプリは、セレブリティを惹きつけ、フェスティバルの雰囲気を楽しめるイベントとして長く知られてきました。2025年も例外ではなく、女性や若年層のファンの人気が高まっています」と語った。
レースの結果と見どころ
照明に照らされた夜景を背景にしたレースは、やや静かな展開となった。市街地コースのため追い抜きが難しく、見どころの多くはコース外に集中した。
- 優勝:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
- 2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
- 3位:ランド・ノリス(マクラーレン)
- 4位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン) — マクラーレンはこの結果でコンストラクターズ・チャンピオンシップを確定。
日本人ドライバーの角田裕毅は、オープニングラップで4ポジションを失ったものの、12位まで順位を回復。ポイント圏内には届かなかったが、レース後には「期待した結果ではありませんでしたが、ペースはありました」と語り、進歩の兆しを示した。
F1×都市の魅力
結局のところ、シンガポールグランプリは、世界で最もドラマチックな都市環境の一つを舞台に、スポーツ、音楽、セレブリティの輝きを融合させたイベントとしてその存在感を示した。
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