ドウェイン・ジョンソン、ベニー・サフディ監督と再タッグ!『リザード・ミュージック』でチキンマン役に挑む

ドウェイン・ジョンソン、ベニー・サフディ 写真:Mert Alper Dervis/Anadolu
ドウェイン・ジョンソン、ベニー・サフディ 写真:Mert Alper Dervis/Anadolu
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Amazon MGMスタジオ傘下のユナイテッド・アーティスツと映画プロデューサーのスコット・スタバーが、ドウェイン・ジョンソン主演、ベニー・サフディ監督による新作『リザード・ミュージック(原題:Lizard Music)』の企画を獲得した。サフディは、作家ダニエル・ピンクウォーターによる同名小説をもとに脚本も手がける。

ダニエル・ピンクウォーター著書『Lizard Music』写真:Amazon.co.jp
ダニエル・ピンクウォーター著書『Lizard Music』写真:Amazon.co.jp

物語は、深夜に「音楽を奏でるトカゲたち」の秘密の放送を発見した少年が、奇妙な老人チキンマン(演:ドウェイン・ジョンソン)とその111歳のニワトリの友達クラウディアに出会い、隠された社会の謎を探る冒険へと踏み出すというものだ。

ジョンソンとサフディは、先ごろA24製作の『The Smashing Machine(原題)』で初タッグを組んだばかり。同作は興行的には振るわなかったものの、UFC殿堂入りの総合格闘家マーク・ケアーを演じたジョンソンの熱演が高く評価され、賞レースでの存在感を放っている。『The Smashing Machine(原題)』は、サフディにとって『グッド・タイム』(2017年)や『アンカット・ダイヤモンド』(2019年)で共同監督を務めた弟ジョシュとのコンビを離れた初の単独監督作でもあった。

ドウェイン・ジョンソン、『ザ・スマッシング・マシーン(原題:The Smashing Machine)』より 写真:A24
ドウェイン・ジョンソン、『The Smashing Machine(原題)』より 写真:A24

トロント国際映画祭での『The Smashing Machine(原題)』上映後、ジョンソンは観客にこう語ったという。「サフディが『リザード・ミュージック』を45分かけてプレゼンしてくれたんだ。その後、俺は言ったんだ。『俺がチキンマンだ』ってね」

Amazon MGMスタジオの映画部門責任者コートニー・ヴァレンティは、両者の再タッグに大きな期待を寄せている。
「卓越した才能を持つドウェイン・ジョンソンと、すばらしいクリエイター/脚本家/監督のベニー・サフディと再びチームを組めることを本当にうれしく思います。『The Smashing Machine(原題)』での彼らの仕事に深く感銘を受けました。『リザード・ミュージック』は、時代を超えた普遍性と独創性を兼ね備えた物語です。この魅力的でシネマティックな作品に参加できることを光栄に思います」とコメントしている。

(左から)ベニー・サフディ、ドウェイン・ジョンソン
(左から)ベニー・サフディ監督、ドウェイン・ジョンソン ©JAMIE MCCARTHY/GETTY IMAGES; PABLO CUADRA/WIREIMAGE

さらに映画プロデューサーのスコット・スタバーも続ける。
「ドウェインともベニーとも何度も仕事をしてきたが、彼らのアーティストとしての才能と結びつきは本当に特別だ。『リザード・ミュージック』で描かれる世界は、これまでのどの作品ともちがう。私たちは、この豊かで想像力に満ちた物語をスクリーンで実現できることに胸を躍らせている」

映画『The Smashing Machine(原題)』より 写真:A24
『The Smashing Machine(原題)』より 写真:A24

一方、サフディ自身も原作への愛着を語っている。
「『リザード・ミュージック』は、私が息子たちに読み聞かせた本で、その想像力と不思議さに夢中になった。著者ダニエル・ピンクウォーターを人としても作家としても敬愛している。だれもがこの物語に参加できる映画を作れるというのは本当にすばらしいことだ。ドウェインと共に旅に出て、彼がチキンマンへと変貌していく姿を見られるのは、この上ない喜びだ」

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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