【KISS】ジーン・シモンズ＆ポール・スタンレー、エース・フレーリーを追悼「かけがえのないロック戦士」
伝説的ロックバンド、KISSの創設メンバーでギタリストのエース・フレーリーが、10月16日（現地時間）に死去した。享年74歳。訃報を受け、ジーン・シモンズとポール・スタンレーが追悼コメントを発表している。
KISSを象徴するギタリスト、エース・フレーリーの足跡
エース・フレーリーは1973年、ジーン・シモンズ（リードボーカル）、ポール・スタンレー（ギタリスト）、ピーター・クリス（ドラマー）とともにKISSを結成。独特のフェイスペイントと華やかなステージ衣装、派手な火炎演出で世界的な人気を博し、ロック史に名を刻んだ。バンドは2014年、ロックの殿堂入りも果たしている。
シモンズとスタンレーは米『ハリウッド・リポーター』（THR）に共同声明を寄せ「エースの訃報に深く打ちのめされている。エースはバンドの初期を支えた、欠かすことのできない“ロック戦士”だった。KISSのレガシーの中で、エースの存在は永遠に生き続ける」と語り、エースの妻ジャネットや娘モニーク、そして世界中のファンへ哀悼の意を示した。
世界中のファンとともに──音楽界から追悼の声
フレーリーはKISS初期の9枚のアルバムに参加し、1982年に一度脱退。1998年の再結成アルバム『Psycho Circus（サイコ・サーカス）』で復帰するも、2002年に再びバンドを離れた。その後はソロとして活動し、9枚のスタジオ・アルバムを発表している。
1984年から1996年までKISSのギタリストを務めたブルース・キューリックも、Instagramで追悼コメントを投稿。「エースの訃報はロック界にとって大きな衝撃だ。エースは唯一無二の存在で、真に象徴的なギタリストだった。KISSの成功におけるエースの役割は絶対に忘れられない。世界中のギタリストに多大な影響を与えた人物だった」とつづっている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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