『ブラックフォン2』快進撃の兆し – 今週の米国興行収入予測と注目映画

Madeleine McGraw as Gwen in Black Phone 2, directed by Scott Derrickson.
マデリーン・マグロウ(『ブラックフォン2』より)写真:Sabrina Lantos/Universal Pictures and Blumhouse
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今週公開されたスコット・デリクソン監督の『ブラックフォン 2』が快進撃の兆しだ。(日本での公開は11月21日)同作は木曜日の先行上映で260万ドル(約3億9,000万円)のチケット売上を記録した。同作の米国初動興行収入は2,000万ドル(約30億円)を超えると予測されている。

この調子でいけば、制作会社のブラムハウスにとって『M3GAN/ミーガン 2.0』(2025)の不発以来続いていたスランプもひと段落というところだろう。2021年に公開されたシリーズ第1作の『ブラック・フォン』は先行上映で300万ドル(約4億5,000万円)を売り上げた後に北米の初動興行収入が2,360万ドル(約35億4,000万円)を記録しただけに、期待が膨らむ。

※インフレ調整前、2025年10月18日時点のレートで換算しています。

一方で、注目作として着実な出だしの『トロン:アレス』は『ブラックフォン 2』に首位の座を明け渡す見込みだ。

また、今週末にはアジズ・アンサリが監督を務める『グッド・フォーチュン(原題)』も公開される。同作は先行上映で72万5,000ドル(約1億8,375万円)を売り上げており、数百万ドルの初動興行収入が見込まれている。

『グッド・フォーチュン』にはキアヌ・リーブスセス・ローゲンキキ・パーマーなど豪華キャストが出演していることを踏まえるとこの数字は、まだまだのびしろを感じさせる。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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