ジェレミー・ストロング、『ソーシャル・レコニング』でザッカーバーグ役に挑む――続編で描く新たな真実

ジェレミー・ストロングが、映画『ソーシャル・ネットワーク』(2010年)の続編でマーク・ザッカーバーグ役を演じることを明かした。
続編のタイトルは『ソーシャル・レコニング(原題:The Social Reckoning)』。脚本・監督を務めるのはアーロン・ソーキンで、公開は2026年10月を予定している。前作ではジェシー・アイゼンバーグがFacebook創業者の若きザッカーバーグ役を演じたが、今回は舞台を前作の出来事から17年後へと移し、成熟した経営者としての姿が描かれる。
物語の中心となるのは、マイキー・マディソン演じる若きFacebookのエンジニア、フランシス・ホーゲン。彼女はウォール・ストリート・ジャーナルの記者ジェフ・ホロウィッツ(演:ジェレミー・アレン・ホワイト)と手を組み、巨大企業の闇を暴こうとする――という緊迫感あふれるサスペンスである。
HBOのドラマシリーズ『メディア王 〜華麗なる一族〜』(2018年~)で知られるストロングは、アカデミー・ミュージアム・ガラのレッドカーペットで、明るい髪色と真紅のスーツ姿で登場。「この役作りの一環なんだ」と語ったストロングは、取材でストロングは次のようにコメントした。
「これまで読んだ脚本の中でも最高の一つだ。まさに現代を映し出し、私たちの社会の危うい部分に真正面から触れている。ザッカーバーグという人物は非常に複雑で魅力的なキャラクターだ。敬意と共感、そして客観性を持って挑みたい。アーロンとは『シカゴ7裁判』(2020年)、『モリーズ・ゲーム』(2017年)でも一緒に仕事をしたが、三度目の正直というわけだ」
前作でザッカーバーグ役を演じ、アカデミー賞にノミネートされたジェシー・アイゼンバーグとの意見交換について問われると、ストロングはこう答えた。「いや、特に話していない。彼の演じたものとは別のものを自分は目指している」
現在『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』でも評価を集めるストロングが、どのように「成熟したザッカーバーグ」を体現するのかが注目である。脚本・監督を兼ねるソーキンが、再び現代社会の根幹をえぐる一作を届けようとしている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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