ロバート・デ・ニーロ、トランプ政権を痛烈批判「いじめっ子には立ち向かうしかない」――全米「ノー・キングス」デモに賛同

ロバート・デ・ニーロ 写真:Michael Loccisano/Getty Images for Tribeca Festival
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現地時間の土曜日、全米で『ノー・キングス(王はいらない)』デモが盛り上がりを見せた。デモの目的は、トランプ政権の移民政策などに抗議するためのものである。この運動には、以前からトランプ大統領に批判的だったロバート・デ・ニーロも賛同した。
現地時間の日曜日、テレビ番組に出演したデ・ニーロはトランプ大統領が独裁者となる懸念を語った。その上で、彼はそのような事態を防ぐためにも、市民は『決して諦めてはならない』と訴えた。また、彼はアメリカにとって民主主義が持つ意義を次のように力説した。
「最初の『ノー・キングス』デモは250年前に起こりました。そこでアメリカ人はジョージ3世(イングランド国王)の下で暮らしたくないと言ったのです。だからこそ彼らは独立を宣言し、熾烈な戦争を戦ったのです」
さらに、デ・ニーロは土曜日に全米各地で700万人近くの人々がデモに参加したことについても高く評価した。彼は「トランプ“国王”なんて、クソ食らえだ」だとした上で、トランプ大統領が任期を超えてホワイトハウスに居座ることを防ぐためにも市民が「諦めてはならない」と強調した。
最後に、デ・ニーロは「典型的ないじめっ子」のトランプ大統領に立ち向かう重要性を強調した。
「私たちは彼に立ち向かって、彼が引き下がるまで戦い抜くしかないのです。それが唯一の方法なのです」
デ・ニーロの他にも、ハリウッドからはスパイク・リーやマーク・ラファロ、ジェイミー・リー・カーティスらが「ノー・キングス」デモに賛同している。こうした声は、果たして政権に届くのだろうか。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら。
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