水上恒司『ウィンドブレイカー』で強風の中でのアクションに苦戦も「役を全うできた」
累計1000万部を超える人気コミックを実写映画化した『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』のキックオフイベントが20日、都内のスタジオで行われた。
主演の水上恒司をはじめ、木戸大聖、綱啓永、BE:FIRSTのJUNONと萩原健太郎監督が出席。水上は、「アクションというジャンルは人間ドラマ薄くなると思うが、この作品は僕の役の気持ちのグラデーションだけでなく、それぞれのキャラクターが持っている個性、届けようとしているメッセージが十分に詰まっている。のびのびと役を全うできたと、ひしひし感じている」と自信をのぞかせた。
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『WIND BREAKER』コミック
第23巻(最新巻)
不良の巣窟と言われる高校で頂点を獲るために転校してきた一匹狼の主人公が、仲間を得て対立組織と戦い街自体を守ろうとするアクション。水上は、「刀による殺陣などはイメージができているが、ボディアクションは2回目。殴る感覚はあまりないので、令和の時代にことのテーマで作品を作るために立ち向かわなければえらいことになるとずっと考えていた」と話した。
アクションシーンは臨場感を出すため、萩原監督のアイデアで送風機による風速25メートルの強風を吹かせながら撮影した。水上が「セリフは全部アフレコになって、めちゃくちゃ大変で疲れた」と言えば、綱も「『よーい、スタート』の声も相手のセリフも聞こえないから、予想するしかなかった」と共感を示した。
- 木戸大聖 写真:The Hollywood Reporter Japan
- 綱啓永 写真:The Hollywood Reporter Japan
木戸は、「原作をリスペクトし、しっかりやりたいと思った。インするまでは不安だったが、キャストの皆と監督の演出を受けるごとにキャラクター像が確立する感じがあった」と手応え。綱も、「原作が大好きなので、ファンの方にアンチされた怖いとばかり考えていたが、役を全うして生きれば熱は伝わると思った」と苦笑交じりに振り返った。
演技自体が初挑戦だったJUNONは、「オファー自体が驚きで、プレッシャーを感じた」と回想。だが、水上らにも支えられ、完成した作品については「始まりから最後まで、ウキウキしながら見ていた。青春も感じられて、心温まる映画になったと思う」と語った。
公式メモリアルブック
2025年12月1日発売
取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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