柳楽優弥主演『九条の大罪』Netflixで実写化!闇社会を暴く“悪徳弁護士”ドラマが2026年春配信
「闇金ウシジマくん」などで知られる漫画家・真鍋昌平氏の最新作「九条の大罪」が、Netflixシリーズとして柳楽優弥主演で実写化されることが20日、発表された。SixTONESの松村北斗、池田エライザ、町田啓太、音尾琢真、ムロツヨシらが共演し、2026年春に世界配信される。
「九条の大罪」は、2020年10月から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載され、現在までに単行本は14巻で累計部数は400万部を超える。半グレ、ヤクザ、前科持ちといった厄介な依頼人の案件ばかりを引き受ける弁護士の九条間人が、法律の力を武器に徹底的に依頼人を擁護しようとするピカレスクドラマだ。
「九条の大罪」 第1巻
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「九条の大罪」 最新巻 第15巻
2025年10月30日発売予定
ダークヒーローに挑む柳楽は、原作を読み「フィクションではありながら、ある種のリアリティや生々しさが凄くある作品。読み進めながら、知らぬが仏と無知は罪の間をどこか行ったり来たりするような感覚があった」と感想。撮影は既に終了しており、「悪徳弁護士とも呼ばれてしまう九条の行動原理や信念は、果たしてどこにあるのか。新しいチャレンジをすることに高揚感を覚え、ワクワクしながら取り組んだ」と振り返った。
九条の元でイソ弁(居候弁護士の略)として働く東大卒の若く優秀なエリート弁護士・烏丸真司を演じる松村北斗は、柳楽との共演に危険な格好良さと隠された強い愛情と漂う寂しさを持ったあまりに愛おしい人でした」と回想。その上で、「柳楽さんが演じる九条先生を見つめ続ける役のように感じています。烏丸を通してそう感じられたことが、烏丸というキャラクターの正解だったように思えます」と手応えを得ている様子だ。
「九条の大罪」 第14巻
『花束みたいな恋をした』(2021)などを手掛けた土井裕泰をはじめ山本剛義、足立博が監督を務める。土井監督は、「ワクワクするような胸の高鳴りを覚えながら、原作の世界観や空気感をできるだけ再現しつつ、生身の俳優がぶつかり合うことで生まれる映像作品ならではの生々しい情感を大事にしながら撮っていきました。この作品には単純化された人物は1人も登場しません。彼らが織りなす人間ドラマを通じて、九条の『大罪』『正義』とは何なのか、その答えを探す旅をしてもらえたら嬉しいです」と自信のほどを語った。
真鍋氏は、「1話目の仕上がりの素晴らしさに、込み上がる思いが抑え切れず泣きました」と早くも絶賛。「魅力的な役者の方々、監督、演技、脚本、美術、音楽で作り上げた九条の世界を早く視聴者の皆さまと共有したいです。登場人物の呼吸や間合いが、実写でより生々しく届くはずです」と期待を寄せている。
「闇金ウシジマくん」
記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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