ダコタ・ジョンソン監督作『A Tree Is Blue』――ジェシカ・アルバとチャーリーXCXが主演交渉中

俳優として知られるダコタ・ジョンソンが、ついに長編映画の監督として新たな一歩を踏み出す。ジョンソンの監督デビュー作となる『A Tree Is Blue(ア・ツリー・イズ・ブルー)』が、ロサンゼルスで来月にも撮影開始予定であることが明らかになった。
現在、グラミー賞受賞アーティストのチャーリーxcxと俳優のジェシカ・アルバが主演起用に向けて交渉中だ。本作の脚本はヴァネッサ・ブルクハルトが手がけ、彼女自身も出演を検討しているという。
物語の詳細はまだベールに包まれているが、CAAメディア・ファイナンスがセールスを担当し、リヴュレット・エンターテインメントが全面的に資金提供を行う。
ジョンソンは以前、短編映画『Loser Baby』(2024年)で監督を務め、同作は2024年のトロント国際映画祭でプレミア上映された。俳優としては近年、Neon製作の『スピリッツヴィル(原題:Splitsville)』(2025年)やA24製作の『The Materialists』(2025年)などに出演し、『Splitsville』ではプロデュースも兼任している。
脚本家のヴァネッサ・ブルクハルトは今回が初の長編脚本となるが、過去にジョンソンと共演した『チャチャ・リアル・スムース』(2022年)で注目を集めた新鋭だ。
ジェシカ・アルバは最近、Netflix映画『トリガー・ウォーニング』(2024年)で主演・プロデュースを務めたほか、アンソニー・ホプキンス、アンディ・ガルシア、アル・パチーノと共演する伝記スポーツ映画『マセラティ:ザ・ブラザーズ(原題)』への出演も控えている。
一方のチャーリーxcxは、音楽界での成功にとどまらず、映画界でも存在感を高めている。A24製作の『The Moment(原題)』では主演とプロデュースを兼ね、『Faces of Death(原題)』『I Want Your Sex(原題)』『The Gallerist(原題)』などの作品にも出演が予定されている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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