なにわ男子・長尾謙杜、映画『恋に至る病』の初日舞台挨拶で鑑賞法を指南! 「皆で共有して話してほしい」
なにわ男子の長尾謙杜と俳優の山田杏奈(24)がダブル主演する映画『恋に至る病』が24日、全国222館で封切られた。2人は共演の醍醐虎汰朗、中井友望、中川翼、上原あまね、小林桃子、井本彩花、廣木隆一監督とともに東京・TOHOシネマズ新宿で初日舞台挨拶を行った。
本作は、TikTokで200万回再生を記録した恋愛小説が原作。転校してきた内気な男子高校生が、思いを寄せる学校一の人気者の女子生徒に、殺人の疑いを抱いていくサスペンスタッチのラブストーリー。「この恋、純愛か、洗脳か」というキャッチコピーについて、観客の反応は洗脳がやや優勢だったが、長尾は「見る方によって反応が違うのが興味深い。一人ずつ、感想を聞いてみたい」と興味津々に語った。

山田も、「インタビューでも、熱を持った質問をいっぱいもらえる。それぞれの感想があって正解はないので、周りに聞きたくなる映画になったらうれしい」と期待。長尾も、「皆で共有して話してほしいよね」と声を弾ませた。

さらに長尾は、プロモーションの一環でグループのメンバーと一緒に作品を見たことを告白。「ちょっと緊張して恥ずかしくもあったけれど、見終わった後、皆が『うぉ~』となって、かみしめてくれているような感じだった」と満足げに話した。
純愛に絡め、最近ピュアに感じたことを聞かれると、「仕事が夜遅くなって、ご飯を食べようと入った町中華でマネジャーさんがすごく喜んでくれたこと。餃子でこんなにテンション上がるんだ、僕もそう思えるようになりたい」と明かした。山田は、「埼玉の田舎の方の出身なんですけれど、送電の鉄塔をずっと東京タワーだと思っていました」と照れながら語った。
廣木監督は、「僕はめちゃくちゃ純愛だと思って撮っていた」と断言。その上で、「今の20代はこんなことをするんだと、すごく教えられて勉強になった。自分が頭の中で考えていることよりはるかに面白いので、それを反映させた」と、若いキャストに感心していた。
【動画】映画『恋に至る病』主題歌入り60秒本予告
取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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