オースティン・バトラー×マイケル・B・ジョーダン共演か|映画『マイアミ・バイス』2027年全米公開へ

(左から)オースティン・バトラー、ドン・ジョンソン 写真:Nicky J Sims/Getty Images; Universal Television/Courtesy Everett Collection
(左から)オースティン・バトラー、ドン・ジョンソン 写真:Nicky J Sims/Getty Images; Universal Television/Courtesy Everett Collection
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ユニバーサル・ピクチャーズが手がける新作映画『マイアミ・バイス』で、主人公ジェームズ「サニー」クロケット役にオースティン・バトラーが起用される見通しである。監督は『トップガン マーヴェリック』(2022年)のジョセフ・コシンスキーが務める。1980年代にNBCで放送された同名ドラマでは、ドン・ジョンソンがこの役を演じていた。

ジョセフ・コシンスキー監督 写真:Gareth Cattermole/Getty Images
ジョセフ・コシンスキー監督 写真:Gareth Cattermole/Getty Images

今週初め、米『ハリウッド・リポーター』は、マイケル・B・ジョーダンがクロケットの相棒である潜入捜査官リカルド「リコ」タブス役で出演交渉中であると報じた。オリジナル版でこの役を演じたのは、フィリップ・マイケル・トーマスである。

マイケル・B・ジョーダンとフィリップ・マイケル・トーマス 写真:Joe Maher/Getty Images; Donaldson Collection/Michael Ochs Archives/Getty Images
マイケル・B・ジョーダンとフィリップ・マイケル・トーマス 写真:Joe Maher/Getty Images; Donaldson Collection/Michael Ochs Archives/Getty Images

脚本はエリック・ウォーレン・シンガーとダン・ギルロイが担当。コシンスキー監督は『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022年)のディラン・クラークとともにプロデュースを務める。本作は、1980年代半ばのマイアミを舞台に、きらびやかな表の顔とその裏に潜む腐敗を描く作品になるという。物語はオリジナル版のパイロットエピソードおよび第1シーズンからインスピレーションを得ている。

ユニバーサルは全米公開を2027年8月6日に予定しており、撮影は来年開始される見込みである。

テレビシリーズ『マイアミ・バイス』(1984~1989年)より 写真:Prime Video
テレビシリーズ『マイアミ・バイス』(1984~1989年)より 写真:Prime Video

『マイアミ・バイス』は1984年9月にアンソニー・ヤーコヴィッチが企画し、5シーズンにわたって放送されたテレビシリーズだ。80年代を象徴する文化的アイコンとなり、淡いパステルカラーのスーツや素足にローファーといった独特のファッションセンスでも知られる。

また、オリジナル版のエグゼクティブ・プロデューサーであるマイケル・マンは、2006年に映画版『マイアミ・バイス』を監督。コリン・ファレルがクロケット役を、ジェイミー・フォックスがタブス役を演じた。ユニバーサルが同年7月に公開したこの作品は、世界興収1億6300万ドル(現在の価値で約2億6300万ドル約395.6億円)を記録した。

※2025年10月25日時点の為替レートで換算

『マイアミ・バイス』(2006年)写真:Prime Video
『マイアミ・バイス』(2006年)写真:Prime Video

マイケル・マンは昨年の米『ハリウッド・リポーター』のインタビューで「この作品の野心は、それまでのテレビドラマの型をすべて壊すことにあったのだ」と語っていた。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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