中村雅俊主演『五十年目の俺たちの旅』、予告編&場面写真公開 ―― 放送50周年で“昭和の青春”が再び
昭和を代表する青春ドラマの金字塔『俺たちの旅』を初映画化した『五十年目の俺たちの旅』より、予告映像&場面カットが解禁された。1975年の放送開始から半世紀を経て、伝説の3人が再集結を果たす同作は、2026年1月9日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。
▼中村雅俊・秋野太作・田中健、伝説の3人が再集結

ドラマ『俺たちの旅』は、1975年10月から日本テレビ系で放送された青春群像劇。中村雅俊演じるカースケ(津村浩介)、秋野太作演じるグズ六(熊沢伸六)、田中健演じるオメダ(中谷隆夫)が繰り広げる人間模様は、当時の若者たちの共感を呼び、放送終了後も「十年目の再会」「二十年目の選択」「三十年目の運命」と続編スペシャルが制作されてきた。
そして今回、50周年を記念して20年ぶりに3人が再び顔を合わせる。主演の中村雅俊が初めてメガホンを取り、彼らの“旅”を銀幕へと移し替えた。脚本は、シリーズを通して執筆してきた鎌田敏夫。中村雅俊、秋野太作、田中健に加え、オメダの妹・真弓役の岡田奈々らオリジナルキャストも集結している。
「俺たちの旅」シリーズを象徴する主題歌「俺たちの旅」や「ただお前がいい」も本作を彩り、半世紀にわたる“仲間との旅”を音楽とともに振り返る構成となっている。
▼予告編&場面写真解禁——70代になった3人の“今”を描く

今回解禁された予告映像では、70代となったカースケ、グズ六、オメダの3人が、それぞれの人生の終盤に差し掛かりながらも、自分らしく生きる道を探す姿が描かれている。映像ではドラマシリーズの名場面が織り交ぜられ、若き日の情熱と現在の彼らの穏やかな表情が交錯する構成となっている。
ナレーションは中村雅俊が担当。「これは、俺たちが歩んできた五十年間の物語」と語る声が予告編の最後を締めくくり、ファンにとって胸を熱くする内容だ。予告編では主題歌「俺たちの旅」も流れ、懐かしさと新たな旅立ちの両方を感じさせる。
▼映画『五十年目の俺たちの旅』場面写真
さらに公開された場面写真では、70代になった3人がかつての坂道で並んで座る印象的なシーンや、オメダの妹・真弓との再会など、人生の節目を丁寧に切り取った姿が映し出されている。
映画『五十年目の俺たちの旅』は、2026年1月9日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。
▼映画『五十年目の俺たちの旅』予告編
<映画『五十年目の俺たちの旅』作品情報>
- 出演:中村雅俊、秋野太作、田中健、前田亜季、水谷果穂、左時枝、福士誠治、岡田奈々
- 原作・脚本:鎌田敏夫
- 監督:中村雅俊
- 主題歌:「俺たちの旅」歌:中村雅俊
- 配給:NAKACHIKA PICTURES
- 公開日:2026年1月9日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
©「五十年目の俺たちの旅」製作委員会
記事/和田 萌

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