ミシェル・ヨー、ベルリン国際映画祭で名誉金熊賞を受賞へ

ミシェル・ヨー 写真:Chen-Man
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アカデミー賞受賞俳優ミシェル・ヨーが、2026年の第76回ベルリン国際映画祭で、映画界への多大な貢献を称える名誉金熊賞(Golden Bear for Lifetime Achievement)の受賞が発表された。授賞式は2026年2月12日のオープニングセレモニーで行われる。

映画祭ディレクターのトリシア・タトルは、「ミシェル・ヨーは地理、言語、映画ジャンルの境界を越えるヴィジョナリーアーティスト。彼女の存在感と大胆な表現は、映画作家と観客に長く影響を与えてきた」と称賛した。

ヨーは1980〜90年代に『皇家戦士』『ポリス・ストーリー3』などで活躍し、アジアを代表するアクションスターとなった。1997年の『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』で国際的な知名度を得ると、2000年のアン・リー監督作『グリーン・デスティニー』で世界的スターの地位を確立した。

2023年には『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアジア系俳優として史上初のアカデミー主演女優賞を受賞。まさに“遅すぎた栄誉”と称された快挙だった。

ヨーは「ベルリン映画祭は私のキャリア初期から温かく迎えてくれた特別な場所。このような形で戻れることは本当に光栄です」とコメントしている。

最新作では、映画『ウィキッド 永遠の約束』でマダム・モリブル役を務め、まもなく全米公開される。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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