マイケル・キートン×アル・パチーノ初共演!『殺し屋のプロット』本編映像解禁 ―― 老ヒットマンが挑む、人生最期の完全犯罪
『バットマン』シリーズや『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で知られるマイケル・キートンが監督・主演・製作の3役を務める映画『殺し屋のプロット』が、2025年12月5日(金)よりkino cinéma新宿ほか全国で公開される。このたび、ハリウッドの名優アル・パチーノとの初共演シーンが解禁となった。

▼『殺し屋のプロット』…記憶を失いゆく殺し屋の最期の仕事

『殺し屋のプロット』は、急速に記憶を失う病に侵された凄腕の殺し屋が、人生最期の完全犯罪に挑むクライムサスペンス。主人公のジョン・ノックスは、2つの博士号を持つ元大学教師で元陸軍偵察部隊の将校という異色の経歴を持つプロフェッショナルだ。
ノックスは病の診断を受け引退を決意するが、疎遠だった息子マイルズが殺人の罪を犯し助けを求めてくる。消えゆく記憶の中、父は息子のために最後の力を振り絞る。米『Variety』誌では「デヴィッド・フィンチャー監督作『ザ・キラー』を凌駕するLAネオ・ノワール」と絶賛されている。
▼ハリウッドのレジェンド2人が初共演
アル・パチーノが演じるのは、ノックスの盟友で元泥棒のゼイヴィア。かつて湾岸戦争帰りのノックスを裏社会に誘った師匠でもあり、記憶が曖昧になるノックスを裏から献身的にサポートする重要な役どころだ。
今回解禁された本編映像では、完全犯罪の計画を手にしたノックスがゼイヴィアの自宅を訪れるシーンが映し出される。引退して静かな日常を送るゼイヴィアのもとに、意気揚々と現れるノックス。ここから驚くべき”プロット”が明らかになっていく展開だ。
▼キートンのキャリア集大成となる一作

マイケル・キートンにとって本作は、監督デビューから数えて長編2作目にあたり、キャリアの集大成とも言える作品となっている。共演にはマーシャ・ゲイ・ハーデン、ジェームズ・マースデン、ヨアンナ・クーリクら豪華キャストが集結した。
キートンは撮影前にパチーノと交わした会話について「人生で一番の“演技についての会話”になった」と語っている。初共演とは思えないほど息の合った演技で、古典的なフィルム・ノワールのエッセンスを現代に継承する作品が完成した。
映画『殺し屋のプロット』は、2025年12月5日(金)よりkino cinéma新宿ほか全国公開。
▼映画『殺し屋のプロット』予告編
<映画『殺し屋のプロット』作品情報>
- 監督・製作:マイケル・キートン
- 出演:マイケル・キートン、ジェームズ・マースデン、ヨアンナ・クーリク、マーシャ・ゲイ・ハーデン、アル・パチーノ
- 2023年/アメリカ/英語/カラー/ビスタサイズ/115 分/原題:KNOX GOES AWAY/字幕翻訳:大城弥生/映倫区分:G
- 提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ
- 公式 HP:https://kga-movie.jp
- 公式 X:@5648_plot (https://x.com/5648_plot)
記事/和田 萌

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