ケヴィン・スペイシーが衝撃告白「家がない」──無罪評決後に語った現在の生活と復帰の可能性
オスカー俳優ケヴィン・スペイシーが、自身の現在の生活状況について新たな詳細を語った。英テレグラフ紙の取材で、スペイシーは「家がない」と語っている。
同紙に掲載されたインタビューの中でスペイシーは、2017年に性的不祥事の疑惑が持ち上がって以降、キャリアが下り坂となった経緯とあわせて、現在の暮らしぶりについて率直に明かした。
「いまはホテル暮らしで、Airbnbで移動しながら仕事のある場所に向かっている。文字通り、家がないということを説明しようとしているんだ」と語り、かつての住まいを失った理由についても触れた。「この7年間の出費は天文学的な額になった。入ってくるものはほとんどなく、出ていく一方だった」と振り返る。

スペイシーには、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(2013~2018年)のスタッフからセクハラ疑惑が持ち上がった。その告発を受け、彼はNetflixの同作から解雇され、第6シーズンの制作はいったん中断される事態となった。その後も複数の疑惑が取り沙汰され、最終的にスペイシーは制作会社MRCに対して3100万ドル(約48億4,800万円)の支払いを命じられた。
※2025年11月21日時点の為替レートで換算
一方でスペイシー本人は一貫して疑惑を否定しており、米国と英国で行われた性的暴行に関する裁判ではいずれも無罪評決が下されている。
さらにスペイシーは今回のインタビューの中で、自身の業界復帰は「間近に迫っている」と信じていると語っている。
「非常に影響力のある人物たちと連絡を取り合っており、彼らは私を再び仕事に戻したいと考えている」とスペイシーは語る。「それが実現するのは然るべきタイミングだろう。しかし同時に、業界がいま待っているのは、“絶大な尊敬と権威を持つ人物”からの許しなのではないか、とも感じている」
さらにスペイシーは続ける。「もしマーティン・スコセッシやクエンティン・タランティーノが明日、私のマネージャーに電話をかけてきたら、それですべてが終わるだろう。あのレベルの才能から電話がかかってくるなら、私はこの上なく光栄で、心から喜ぶだろう。そしてそれが起こると信じている」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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