『ストレンジャー・シングス』キャスト&ダファー兄弟が来日し東京ツアーを決行!増上寺で参拝&中野ブロードウェイで大はしゃぎ!「今回の世界ツアーで日本が一番楽しみだった」【レポート】

左からフィン・ウルフハード、ゲイテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクロクリン、ノア・シュナップ 写真:The Hollywood Reporter Japan
左からフィン・ウルフハード、ゲイテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクロクリン、ノア・シュナップ 写真:The Hollywood Reporter Japan
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11月21日、Netflixの人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の最終シーズンとなるシーズン5のプロモーションのため、マイク役のフィン・ウルフハード、ダスティン役のゲイテン・マタラッツォ、ルーカス役のケイレブ・マクロクリン、ウィル役のノア・シュナップ、そしてクリエイターのマット&ロス・ダファー兄弟が来日を果たした。

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、1980年代の小さな町ホーキンスを舞台に、<裏側の世界>の脅威に立ち向かう少年少女たちの友情と成長を描くミステリー・アドベンチャー&青春物語。配信開始以来、世界中でメガヒットを記録し、音楽やファッションなど多方面に影響を与えてきた。そして11月27日(木)より世界同時配信されるシーズン5で、物語はついに完結を迎える。

【動画】『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』予告編 – Netflix

今回、フィン・ウルフハード、ゲイテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクロクリン、ノア・シュナップ、クリエイターのマット&ロス・ダファー兄弟が来日し、物語のアドベンチャーにかけて、「東京アドベンチャー・ツアー」を決行した。

増上寺で参拝スタート!キャストの日本愛が炸裂

ツアーは、東京・芝にある600年の歴史を持つ増上寺からスタート。まずキャストたちとダファー兄弟は安国殿で参拝。そのあと増上寺本殿と東京タワーをバックにトークをおこなった。

今回の来日についてノアは「今回のプロモの世界ツアーで一番楽しみにしていたのが日本なんだ。日本の方々が心から大好きです」と日本への愛を語った。また、今回が初来日のダファー兄弟は「ずっと待ち望んでいました。私たちは日本の文化、ゲーム、アニメの影響を『ストレンジャー・シングス』を作る上でもとても受けています」と明かした。

左からマット・ダファー、ロス・ダファー、フィン・ウルフハード、ゲイテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクロクリン、ノア・シュナップ
写真:The Hollywood Reporter Japan
左からマット・ダファー、ロス・ダファー、フィン・ウルフハード、ゲイテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクロクリン、ノア・シュナップ
写真:The Hollywood Reporter Japan

ゲイテン&フィン、日本の地下街メシトークで盛り上がる

過去にも来日を果たしているキャストたちは、改めて日本の印象について語ってくれた。ゲイテンは「日本のご飯はおいしい!地下道でご飯を食べて、どこだったかな」と言うと、フィンが「そう、会社員の人が仕事後にご飯を食べるような地下のモールのようなところで、阪神タイガースがテーマのバーにも行ったんだ」とエピソードを披露。

ケイレブは「街がすごくキレイだよね。大きな都市で人も多いのにゴミがなくて、そういった人々の敬意を感じます」と日本へのリスペクトを明かした。

中野ブロードウェイへ移動!村上隆と念願の対面

増上寺の後は、場所を移して中野ブロードウェイにある村上隆がプロデュースを手掛ける「純喫茶ジンガロ」へ。日本&サブカル好きで知られるフィンは、中野ブロードウェイを訪れるのは今回でなんと4度目だという。

純喫茶ジンガロでは、人気現代アーティストであり本作の大ファンである村上隆が登場し、キャストとダファー兄弟とのトークを楽しんだ。

左から村上隆、マット・ダファー、ロス・ダファー、フィン・ウルフハード、ゲイテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクロクリン、ノア・シュナップ 写真:The Hollywood Reporter Japan
左から村上隆、マット・ダファー、ロス・ダファー、フィン・ウルフハード、ゲイテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクロクリン、ノア・シュナップ
写真:The Hollywood Reporter Japan

村上隆、「シーズン5はシリーズ最高傑作」と絶賛

シーズン5の第3話まですでに鑑賞したという村上隆は、「今までのものよりもさらにもう一歩進めた、物語や設定の複雑さ、ややこしさを、シーズン4よりもわかりやすく、色彩を中心にわかりやすくしているのか、とっても引き込まれました。シリーズ最高傑作になると思いました」とコメント。

フィン「シーズン5はリアルなアニメ」アクションにも注目

ついに完結編となるシーズン5について、ファンに向けて注目ポイントを聞かれると、フィンは、「毎年、今回が“史上最大のシーズンだ”って言っている気がするけど、シーズン5はスケール的に本当に最大なんだ。これは撮影している時からずっと言っていたことなんだけど、今シーズンはリアルなアニメに一番近いんだ。本当にアニメみたいで、そこがすごくおもしろいところ。とにかく、かなりクレイジーになるよ。アクションもすごくて、予告編でもイレブンが飛んでいるシーンとか、とにかく全部の要素に注目です」と、アクションシーンとアニメ要素について熱弁すると、ロス・ダファー「アニメだけではなくて、SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEというビデオゲームからもインスピレーションを受けているよ」とゲーム要素についても明かした。

ゲイテンが語る、VOL 1の衝撃!「シリーズ最高のクオリティ」

ゲイテンは「いつも思うんだけど、新キャラクターを作品に自然に溶け込ませるのがすごく上手いよね。今回の新しい子たちも本当に最高で、最初からどんどん活躍していくのを見るのはすごくワクワクした」「それから、VOL 1の終わり方って、『史上最高のドラマシリーズのシーズン最終回になるんじゃない?』と思うほどのクオリティなんだ。それがさらに4話も続くと知ったときは、本当に衝撃だった。あのエピソードの後半は、これまで作った中でも最高のドラマだと僕は思っているよ」とその感動を語った。

ケイレブ、キャラクターの成長とアニメ的な物語を語る

また、ケイレブは「今シーズンはキャラクターの成長やストーリー面でも、アニメ的な魅力がすごくあると感じている。アニメって個々のキャラに焦点を当てることが多いよね。もちろん、倒すべき敵や立ち向かう相手はいるんだけど、それぞれを突き動かす動機とか、何が彼らをクールに見せるのかとか、そういう個々のドライブがある。僕のキャラクターは“ロックの精神”みたいなものを持っている。友達の前では情熱的な一面を見せるけど、裏では本当に努力していて、愛する誰かのためにもっといい自分になろうとがんばっている。そういうところがすごくアニメ的なストーリーテリングで、多層的な描き方になっているんだと思う。今シーズンでは、全キャラクターの成長と物語がどのようにひとつの形に結実していくのか、そこにぜひ注目してもらいたい」とアニメ的な面や、キャラクターの成長についても明かした。

ノア「ノスタルジーの使い方が本当に特別」最終章の魅力とは

そしてノアは、「今シーズンが特別なのは、これまでのシーズンと比べても、そして他のどんなドラマや映画と比べても、“ノスタルジーの使い方”が本当に独自ですばらしいところだと思う。今シーズンでは、これまで何年も続けてきた物語を振り返り、最初の頃のできごとが“ひとつの円”のようにつながっていくんだ。観ていると本当に胸に響く瞬間がたくさんあって、みんなに早く観てもらえるのが楽しみです」と締め括った。

最後は「ディグダグ」で大盛り上がり!

トークの後は、ジンガロ内に設置しているゲーム「ディグダグ」に挑戦。ディグダグは本作のシーズン2にも登場したゲームで、第5話のタイトルにもなっている。フィンとゲイテンが挑戦し、苦戦しながらも大盛り上がりとなった。

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン5は、11月27日(木)よりVOL 1(第1~4話)、12月26日(金)よりVOL 2(第5~7話)、そして2026年1月1日(木)よりフィナーレ(第8話)が、Netflixにて世界独占配信となる。

左から村上隆、マット・ダファー、ロス・ダファー、フィン・ウルフハード、ゲイテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクロクリン、ノア・シュナップ 写真:The Hollywood Reporter Japan
左から村上隆、マット・ダファー、ロス・ダファー、フィン・ウルフハード、ゲイテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクロクリン、ノア・シュナップ
写真:The Hollywood Reporter Japan

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