『ウィキッド 永遠の約束』記録更新!北米興収195億円超え確実視の歴史的オープニングへ
ユニバーサルが感謝祭の目玉として送り出す『ウィキッド 永遠の約束』は、北米でのプレビュー興収が実に3,080万ドル(約48億1,800万円※)に達し、今年最高の出足となった。昨年公開された前編のプレビュー興収1,920万ドル(約30億600万円※)を大きく上回る好スタートである。
内訳を見ると、まず現地時間11月17日(月)にAmazon Prime向け先行上映が1,050館で実施され、610万ドル(約9億5,480万円※)を記録。続く11月19日(水)には2,300館でアドバンス上映が行われ、650万ドル(約10億1,600万円※)を記録した。さらに、11月20日(木)からは通常のプレビューとダブルフィーチャー上映が始まり、3,350館で合計1,820万ドル(約28億4,900万円※)を稼ぎ出した。

『ウィキッド 永遠の約束』は、低迷していた興行市場を一気に活気づける作品になることがほぼ確実視されており、北米では1億2,500万ドル超(約195億5,840万円※)、世界では2億ドル超(約312億9,340万円※)という記録的なオープニング週末が見込まれている。
これはブロードウェイ・ミュージカル原作映画として史上最高のスタートとなる数字だ。スタジオ側は期待値コントロールのため「北米で1億1,500万ドル(約180億2,000万円※)を超えれば大成功」としているが、それすら軽々と突破しそうな勢いである。

本作は、ジョン・M・チュウ監督による名作ブロードウェイ・ミュージカルの大規模映画化プロジェクトの第2弾で、オズの魔女たちの知られざる物語を描く。アリアナ・グランデが善の魔女グリンダを、シンシア・エリヴォが西の邪悪な魔女エルファバを演じる。
10月8日から怒涛のプロモーションが始まって以降、『ウィキッド 永遠の約束』の前売り券は爆発的に売れ続けている。特に米ダンスコンペティション番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』とのコラボレーション回では、チュウ監督がゲスト審査員として登場し、クリストファー・スコット振付のオープニングナンバーなど、番組全体が映画仕様に染まった。この回は、2015年以来となる18~24歳層での最高視聴率を記録し、TikTokでは24時間で5,700万ビューを叩き出すほどの反響を呼んだ。
こうした大規模な施策の積み重ねにより、『ウィキッド 永遠の約束』はFandango史上もっとも売れたPG指定映画の事前販売記録を樹立し、同サイトの“初日売上トップ10”にも食い込む快挙を達成した。さらに、2025年公開作品としては現時点で最大のプリセールを記録している。
加えて、各種先行上映の効果もあり、同作のRotten Tomatoesにおける観客スコアはすでに97%に到達している。前作『ウィキッド ふたりの魔女』が96%であったことを考えると、続編がそれを上回る形だ。
ちょうど1年前の同じ週末、前作『ウィキッド ふたりの魔女』は3日間で1億1,250万ドル(約176億2537万円※)という記録的な数字でデビューし、ミュージカル映画史上最高のオープニングを飾った。その後も勢いは衰えず、最終的には世界興収で7億5,000万ドル(約1,173億5,025万円※)近くまで伸ばし、こちらもブロードウェイ・ミュージカル原作映画として史上最高の成績となった。長年ハリウッドが攻略しきれなかったジャンルにおいて、まさに異例の大ヒットである。
※2025年11月22日時点の為替レートで換算
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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