ニコール・キッドマンが“伝説の検屍官”に ―― 『スカーペッタ』初画像が解禁、法医学スリラーの金字塔がついにドラマ化

Prime Videoは、パトリシア・コーンウェルの世界的ベストセラー小説を原作とした新シリーズ『スカーペッタ / Scarpetta（原題）』を2026年3月11日に全米配信すると発表した。

主人公の検屍官ケイ・スカーペッタを演じるのはニコール・キッドマンで、犯罪捜査と法医学を軸にしたスリリングな人間ドラマが展開されるという。初公開された場面写真では、キッドマンが検屍官として研ぎ澄まされた眼差しを向ける姿が確認でき、緊張感あふれる物語世界を強烈に印象づけている。

『スカーペッタ』はエリザベス・サーノフ（『女検死医ジョーダン』）がテレビシリーズとして開発および脚本を担当し、原作小説の持つ緻密な科学的要素と心理描写を現代的感性で再構築した作品。ストーリーは過去と現在を行き来し、1990年代後半に検屍官として歩み始めたスカーペッタの若き日と、故郷に戻って再び検屍官として猟奇殺人に挑む現在の姿が並行して描かれる構成になっている。

キャストには、ジェイミー・リー・カーティス、ボビー・カナヴェイル、サイモン・ベイカー、アリアナ・デボーズら実力派が名を連ねる。さらにロージー・マキューアン、アマンダ・リゲッティ、ジェイク・カナヴェイル、ハンター・パリッシュが若き日のキャラクターを演じる。また、ニコール・キッドマンとジェイミー・リー・カーティスは製作総指揮も兼任する。

1990年の出版以来、ケイ・スカーペッタを主人公とする『検屍官』シリーズは世界累計1億2000万部以上を売り上げ、法医学スリラーの代名詞として確固たる人気を誇っている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集／和田 萌

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