8年半ぶりの来日のジョニー・デップ、監督作『モディリアーニ!』ジャパンプレミアに登場!アル・パチーノのモノマネも披露しゴキゲン!「今度はもっと早く日本に戻ってくるよ」[イベントレポート]

ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
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人気俳優のジョニー・デップが、30年ぶりに監督を務めた映画『モディリアーニ!』のジャパンプレミアと舞台挨拶に登場した。

レッドカーペットで日本語あいさつ&神対応

12月2日(火)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで、映画『モディリアーニ!』のレッドカーペットとジャパンプレミアが開催。まずレッドカーペットでは、ジョニー・デップがプロデューサー陣とともに登場。「こんばんは、ありがとう」と日本語であいさつすると「私たち全員ここに来られて光栄です」とコメントし、会場を沸かせた。

ジョニーは、「この作品はこれまでと毛色が違うと思います。モディリアーニやその当時のアーティストをきちんと描かないといけないのです。この作品は自伝ではなく、彼の仲間との混沌の3日間を詰め込みました」と答え、「ぜひみんなに気に入ってもらえるとうれしいです」と自信をのぞかせた。その後、集まったファンからのサインや写真撮影にも熱心に応じ、一人一人に声をかけ余すことなくサインをするなど、まさに神対応を見せていた。

レッドカーペットイベントの後は舞台挨拶を実施。大歓声の中ステージに登壇したジョニー・デップは「今日は会いに来てくれてありがとう」と、集まった日本のファンへあいさつした。

舞台挨拶でアル・パチーノのモノマネ披露!監督の経緯を語る

映画『ブレイブ』(1997)以来、約30年ぶりとなった監督作にモディリアーニの人生の3日間を切り取った本作。どんな経緯で監督をすることになったのかと聞かれると、「実は、アル・パチーノから謎の電話がかかってきたんです。彼とはずっと連絡を取り合っていて親交を深めてはいるんだけど、『ヘイ、ジョニー。モディリアーニの監督をやった方がいいよ』と、突然言ってきました。何を思って彼が連絡してきたのかはわからなかったけど、監督をしてほしいということは僕を信頼してくれているということだと思いました」と、本作に携わり、出演も果たしている友人アル・パチーノのモノマネをしながら、監督をすることになったのは彼の誘いであったことを明かした。

監督作としてのチャレンジとモディリアーニへの思い

さらに「この題材を撮るということも興味があったし、僕にとっても監督をするということはチャレンジでした。僕自身が出演しなくてもいいというのも決め手でしたね。演じるわけではなく、表現してくれと頼まれたんです。色々調整して、映画が完成しました」と語ると、「モディリアーニの3日間を切りとったものだけど、非常にハングリー精神と情熱があって、諦めない自分らしさを貫いていました。彼はこんな人生を歩んできたんだというのを感じられました」と明かした。

ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka

「またすぐ日本に戻りたい」8年半ぶりの来日に笑顔

また、「この映画が公開することで、僕は8年半ぶりに日本に来ることができました。長すぎましたね。今度はもっと早く日本に戻ってきたいと思っています」とまた日本に早く帰ってくるとコメントしてくれた。

ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka

赤西仁がサプライズ登壇!仲良しトークで会場が笑顔に

舞台挨拶の最後に、スペシャルゲストとして俳優・アーティストである赤西仁が登壇し、サプライズで花束をプレゼント。「(僕は)お祝いしに来ただけで、この後食事に行く予定なんです。登壇する予定ではなかったのですが今日は暇だったので(笑)。ジョニーとは共通の知り合いがいるんです」とおどけながら語り、2人はにこやかな笑顔でやり取りをしていた。

また、舞台挨拶中に終始、通訳の女性に接近したりポスターパネルの後ろに隠れたりと大はしゃぎをして会場を盛り上げ、最後にジョニーは「この作品を気に入ってくれると本当にうれしいです」とメッセージを送り、大声援が響き渡る中、ジャパン・プレミアは終了となった。

赤西仁(左)と、ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
赤西仁(左)と、ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
赤西仁(左)と、ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
赤西仁(左)と、ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka

映画『モディリアーニ!』

映画『モディリアーニ!』 ©︎Modi Productions Limited 2024
映画『モディリアーニ!』 ©︎Modi Productions Limited 2024

映画『モディリアーニ!』の舞台は1916年、戦火のフランス・パリ。才能に溢れながらも批評家に認められず作品も売れなかった、酒と混乱の日々を送る芸術家モディリアーニ。キャリアを捨て、この街を去ろうとしたその時、仲間とミューズの存在が彼を引き止める。人生を変える運命とも言うべき“狂気と情熱の3日間”が始まる。その先に待つのは、破滅か、それとも再生か。

画家や彫刻家としてフランス・パリで活動していたが、不摂生な生活による貧困、肺結核、薬物依存などにより若干35歳で亡くなったイタリア人芸術家アメデオ・モディリアーニの人生を変えた激動の72時間を描く。本作は長年の友人アル・パチーノの声かけから実現した、『ブレイブ』(1997)以来約30年ぶりのジョニー・デップ監督作で、昨年のサン・セバスティアン映画祭にてプレミア上映された。芸術と破滅、愛と再生が交錯する、魂のドラマがスクリーンに甦る。

映画『モディリアーニ!』は、2026年1月16日(金)より全国ロードショー。

ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka
ジョニー・デップ Photo: Ryo Tateoka

【動画】『モディリアーニ!』本国オリジナル日本語字幕付き予告

映画『モディリアーニ!』作品情報

  • 監督:ジョニー・デップ 
  • 脚本:ジャージー・クロモウロウスキ、マリー・オルソン・クロモロウスキ 
  • 原作:戯曲「モディリアーニ(デニス・マッキンタイア)」
  • 出演:リッカルド・スカマルチョ、アントニア・デスプラ、ブリュノ・グエリ、ライアン・マクパーランド、スティーヴン・グレアム、ルイーザ・ラニエリ、アル・パチーノ
  • 2024年/イギリス・ハンガリー/英語・フランス語・イタリア語/108 分/ヨーロピアンビスタ/カラー/5.1ch/原題:Modi:Three Days on the Wing of Madness/日本語字幕:岩辺いずみ
  • 配給:ロングライド、ノッカ 
  • 協賛:LANDNEXT、セレモニー 
    ©︎Modi Productions Limited 2024 https://longride.jp/lineup/

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