テイラー・スウィフト、新ドキュメンタリーで涙——“エラツアー”の裏側と衝撃の出来事を語る

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『The End of an Era』 写真:Courtesy of Disney+
『The End of an Era』 写真:Courtesy of Disney+
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Disney+で新たに配信が始まった全6話のドキュメンタリー『The End of an Era』は、テイラー・スウィフトが自身のキャリア最大規模となった“Eras Tour”をどのように作り上げ、そして走り抜けたのかを描く密着シリーズだ。ツアー最終公演前、彼女はダンサーたちに「私たちは誰も成し遂げたことのないことをやった」と語り、10万人単位の観客の前に立ち続けた日々を振り返る。

シリーズでは、チケット販売時の混乱、ツアーの巨大な舞台裏、そしてコロナ禍とマスター譲渡問題を経て「すべての“時代=Eras”を祝うショーにしたい」と決めた経緯まで、スウィフト自身が率直に語る姿が収められている。

しかし作品の中で最も胸を締めつける瞬間は、ウィーン公演がテロ計画発覚により中止となり、さらにリバプールでの“スウィフト・ダンスイベント”が刺傷事件に巻き込まれたことに触れる場面だ。子どもたちが被害を受けたことを語るスウィフトは涙をこらえきれず、「そんなことが起きるなんて想像もしていなかった」と声を震わせる。

ロンドン公演前には、現在婚約中のトラヴィス・ケルシーと電話で励まし合う温かな瞬間も映し出され、エド・シーランがステージで共演する姿など、ファンにはたまらない映像も多い。

さらにシリーズ後半では、ツアー中に制作し発表したアルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』をツアーに組み込むまでの秘密裏の準備が紹介される。新曲の振付を担当したのは『ラ・ラ・ランド』の振付家マンディ・ムーアで、エマ・ストーンからの推薦だったと明かされる。

ダンサーのキャメロン・ソーンダースをはじめ、チーム全体がどのように新パートを作り上げたかにもフォーカスされ、ステージ裏の創造プロセスを細かく追体験できる内容になっている。

『The End of an Era』はDisney+で毎週配信。あわせて、最終公演を収めたコンサートフィルム『Taylor Swift | The Eras Tour | The Final Show』も同日配信がスタートした。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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