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映画『国宝』トークイベントで吉沢亮、横浜流星、李監督が半年ぶりに集結しファン熱狂! 『国宝』の大ヒットぶりにキャストたちもびっくり 「多くの方に広がっていることを実感」 

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左からジュリアン・レジ、吉沢亮、横浜流星、李相日監督 写真:The Hollywood Reporter Japan
左からジュリアン・レジ、吉沢亮、横浜流星、李相日監督 写真:The Hollywood Reporter Japan
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ヒューマントラストシネマ渋谷にて「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」が 12月12日(金)~25日(木)の 14 日間にわたって開催。会期中のイベントとして、12月16日(火)、実写の邦画における歴代1位の興行収入を記録した李相日監督作『国宝』から吉沢亮横浜流星李相日監督が登壇する舞台挨拶がおこなわれ、大盛り上がりとなった。

吉沢亮(左)と、横浜流星 写真:The Hollywood Reporter Japan
吉沢亮(左)と、横浜流星 写真:The Hollywood Reporter Japan

国内外で注目を集める映画『国宝』

映画『国宝』は、「何度も何度も観たくなる」というSNSのコメントが数多く寄せられ、まさに何度でも観たくなる圧倒的な感動作となっている。本作は現在、各映画賞のみならず、第73回菊池寛賞、第57回日本レコード大賞特別賞を受賞。さらに、来年の第98回アカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表作品にも選出され、国内外で大きな注目を集めている。

そんな『国宝』がワールドプレミア、つまり世界で初めて上映されたのが、今年の第78回カンヌ国際映画祭の「監督週間」だった。現在開催中の「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」は、監督週間で上映された世界最前線の映画を東京でいち早く鑑賞できる貴重な機会として、今年で第3回目を迎える。

吉沢亮、『国宝』より 写真:©SHUICHI YOSHIDA/ASP ©2025"KOKUHO" Film Partners
吉沢亮、『国宝』より 写真:©SHUICHI YOSHIDA/ASP ©2025″KOKUHO″ Film Partners

吉沢亮・横浜流星・李相日監督が半年ぶりに集結

そして今年の監督週間・日本代表作である『国宝』から、吉沢亮、横浜流星、李相日監督が登壇した。実はこの3人が集まるのは6月の公開時の初日舞台挨拶以来、半年ぶりだという。

吉沢亮「作品の広がりを実感しています」

日本公開から半年が経っても、“『国宝』熱”は冷めるどころか、ますます高まっているこの状況について吉沢亮は、「映画『国宝』で立花喜久雄を演じさせていただきました、吉沢亮です。公開から半年が経った今、こうしてまたみなさまの前に立たせていただけること、そして作品の熱が落ちることなく、さまざまなプロモーションにも参加させていただいていることから、本当に多くの方にこの作品が広がっているんだなと実感しています」とあいさつした。

そして、大垣俊介役を演じた横浜流星は「横浜流星です。本日はありがとうございます。初日舞台挨拶から半年が経ち、こうして改めてみなさんの前で『国宝』についてお話しできることをとてもうれしく思います。短い時間ですが、よろしくお願いします」とあいさつした。

吉沢亮 写真:The Hollywood Reporter Japan
吉沢亮 写真:The Hollywood Reporter Japan
横浜流星 写真:The Hollywood Reporter Japan
横浜流星 写真:The Hollywood Reporter Japan

ここで、『監督週間』アーティスティック・ディレクターのジュリアン・レジから、「近年では稀になった壮大な歴史的メロドラマに挑戦している点にまず惹かれました。歌舞伎を題材にしながら冒頭がヤクザのシーンから始まる大胆さ、父と子の切なく感動的な関係性、そして李監督による歌舞伎の緻密な描写は、異文化圏の人間である私にも強く響きました。尊敬する李監督の作品をカンヌで紹介できたことを大変うれしく思っています」と、監督週間にセレクトした理由を述べた。

李相日監督、トム・クルーズとのエピソードを披露

さらにジュリアンは、李監督が先日、アメリカでのプレミア上映会でトム・クルーズと会ったことについて触れると、李監督は「舞台上で『Is this real Tom Cruise?』って聞いているんですよね。他にも色々言っていたはずなんですけど(笑)。本当に彼は映画に対する熱意とまじめさがすごくて、舞台袖でお会いした瞬間から圧倒されました。もともとトムは、フロリダからジェットで来て、舞台挨拶だけ出てすぐ帰る予定だったそうなんですが、実際には20〜30分も早く来てくれて、会った瞬間からずっと、この作品がいかにすばらしいか、美しいかを語り続けてくれました。役者一人ひとりのことまで全部褒めてくれて、本当に止まらなくて。僕はもっといろいろ話したかったんですが、結局「Thank you so much」しか言えなかったですね(笑)」と、ジョークまじりにその興奮とよろこびを語った。

カンヌ映画祭を振り返って――キャスト陣の想い

また、『国宝』の監督とキャストたちが、今年の第78回カンヌ国際映画祭に参加したことについて感想を求められると、吉沢亮は「初めてのカンヌ映画祭だったので、やはり映画の聖地という印象が強くて、映画人なら誰もがあこがれる場所に立てたことが本当にうれしかったです。面白いことが何も浮かばなくて、まじめな言葉しか出てこないんですが(笑)、やはり一番うれしかったのは、現地の皆さんに日本の映画を観ていただき、深く受け止めてもらえたことでした。それが何よりでしたね。つまらなくてすみません(笑)」と、率直な思いを述べた。

横浜流星は「役者としてあこがれの地に、この作品で行けたことが本当にうれしかったです。観客の皆さんと一緒に映画を観るという、あの独特の空気感。作品に没頭したいのに、周囲の反応も気になって、ずっとソワソワしていました。でもみなさん本当に作品に入り込んでくださって、上映後の歓声を浴びた時に、この作品が日本だけでなく、現地の方々にも届いたんだと感じて、胸が熱くなりました。また行きたいですね。がんばります」と語った。

【動画】『国宝』予告編

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