『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』配信直前!原作者が語る“庶民が主役”の理由|『ゲーム・オブ・スローンズ』前日譚
『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚ドラマ『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』が、1月19日(月)に日米同時配信される。これに先駆け、同シリーズの原作者であるジョージ・R・R・マーティンは、現地時間1月12日(月)に公開された公式ポッドキャストで新たなヒントや続編について語った。
『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』ダンクとエッグの物語はまだ続く?

『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』は、『ゲーム・オブ・スローンズ』で描かれる世界の約100年前を舞台に、「長身のサー・ダンカン」を名乗る放浪の騎士(ダンク)と、彼に仕える従士エッグによるウェスタロスの旅を描く。
HBO Maxは、3編からなる『ダンクとエッグの物語』シリーズの中編の一つ『草臥しの騎士』をドラマ化した。この中編は、同シリーズの中でもそれ以前とは異なるリアリティーの高さが特徴だ。独立したストーリーとオリジナルキャラクターで本作を描いたことについて、マーティンは「作家として最大の決断の一つでした」と振り返る。
そしてマーティンは「ダンクとエッグについては、彼らの成長や今後降りかかる出来事など、まだ描くべき物語が数多くあります」と続編を示唆した。
前日譚では「庶民」が主役

戦士の大群を映した壮大な映像や、どんでん返しを含むファンタジー大作『ゲーム・オブ・スローンズ』に対し、『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』は、ダンクとその従士エッグの視点から比較的シンプルに描かれる。この違いについて、マーティンは以下のように説明した。
「『ゲーム・オブ・スローンズ』の第1巻は、7~8人の登場人物の視点を入れ替えながら描きました。シリーズ後半にはさらに多くの人物が登場します。つまり、同じ出来事を異なる人々の視点から捉え、それぞれの解釈の差を描いた、モザイク画のような物語なのです。しかし短編小説や中編小説では、1人のキャラクターに焦点を当て、1つの視点から物語を描いています。これらはまったく異なる種類の物語で、後者には強い説得力が生まれます」
さらに、これらのシリーズは物語の中心人物も大きく異なる。
『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』には領主や貴族も登場しますが、物語の中心となるのは庶民たちです。庶民というのは、領主ではなく、争いに参加せず、ウェスタロスの『鉄の玉座』に就くこともない人々のことを指します。彼らに焦点を当てた物語を作りたかったのです」
土地も財産も持たないダンクという戦士と、その従士であるエッグという少年の前日譚により、『ゲーム・オブ・スローンズ』のファンはよりリアリティーの強い騎士たちの世界に踏み込むことになる。「騎士たちは、領主に仕える兵士でした。言うなれば、殺人マシンのようなものだったのです」とマーティンは説明した。
『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』シーズン2もU-NEXT独占配信決定
ドラマ『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』では、ダンクをピーター・クラフィー、エッグをデクスター・ソル・アンセルが演じる。シーズン1は全6話構成で、すでにシーズン2の制作も決定している。
その他の出演者には、ダニエル・イングス(ライオネル・バラシオン役)、フィン・ベネット(エリオン・ターガリエン役)、ヘンリー・アシュトン(デイロン・ターガリエン役)、エドワード・アシュリー(サー・ステフォン・フォソウェイ役)、ショーン・トーマス(レイマン・フォソウェイ役)、ダニー・ウェッブ(銅貨の樹のサー・アーラン役)らが名を連ねている。
このポッドキャストシリーズはジェイソン・コンセプシオンとグレタ・ジョンセンが司会を務め、『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズの制作スタッフやキャストらへのインタビューが行われる。マーティンはその初回ゲストとして登場した。
『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』は1月19日(月)正午より、U-NEXTにて独占配信される。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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