『チェンソーマン』のMAPPAとNetflixが戦略的パートナーシップ締結|複数の新作アニメを制作中
1月21日(水)、アニメ『チェンソーマン』(2022年~)や『呪術廻戦』シリーズ(2020年~)などを手がける日本のアニメーションスタジオMAPPAは、Netflixとの戦略的パートナーシップの締結を発表した。
ヒット作連発!世界で存在感を強めるスタジオMAPPA
昨年公開された劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は日本国内興行収入104.3億円(2026年1月26日時点)を突破し、北米だけで4,300万ドル(約66.1億円)、世界で1億6,000万ドル(約246.5億円)という大ヒットを記録した。そのほか、MAPPAはアニメファンから愛される人気作品を次々と手がけている。
Netflixのコンテンツ部門バイス・プレジデントである坂本和隆氏と、MAPPAの代表取締役社長である大塚学氏は、東京で行われたコンテンツプレゼンテーションでこの提携についてコメントした。
「日本を代表するクリエイターやスタジオと築いてきた強固な関係を基盤に、これらのパートナーシップをより深く、より協働的でクリエイティブな取り組みへと進化させていきます。MAPPAとのパートナーシップのもとで、ストーリー開発からグッズ展開まで、複数のプロジェクトがすでに進行中です。スクリーンを超えてファンの皆様に楽しんでいただくため、共に取り組んでいます」(Netflix 坂本氏)
「Netflixとはこれまでさまざまなプロジェクトで協業してきました。今回のパートナーシップ拡大は、クリエイティブ面でもビジネス面でも独立系スタジオであり続けるという、MAPPAの信念に基づいています。日本のアニメーションスタジオは、世界中の視聴者のニーズに応えるプロジェクトの企画から、視聴者へのリーチ、関連事業の拡大に至るまで、あらゆる段階を主導する必要があります。MAPPAはNetflixとの連携を深め、長期的にWin-Winとなる関係構築を目指します」(MAPPA 大塚氏)

MAPPA×Netflixが示す「製作委員会」に縛られない方式
現在、アニメはNetflixにおけるエンゲージメントを牽引する主要ジャンルとなっている。Netflix会員の半数以上がアニメを視聴しており、同サービスにおけるアニメの視聴数は過去5年間で3倍に増加した。そのため、Netflixは今回のMAPPAとのパートナーシップを「自然な流れ」と説明した。
関係者から米『ハリウッド・リポーター』が得た情報によれば、このパートナーシップは日本のアニメ業界で主流となっている「製作委員会方式」に縛られずに機能するという。
製作委員会方式では、制作スタジオ、出版社、テレビ局、広告主、玩具メーカーなど複数の企業が出資し、リスクを分散させることが一般的だ。しかし今回のパートナーシップによって、MAPPAは自社作品への決定権を強化したことになる。それと同時に、作品開発や展開におけるNetflixの発言権も強まると考えられる。
MAPPAとNetflixの提携事例として、過去には『らんま1/2』(2024~2025年)や『賭ケグルイ双』(2022年)といったMAPPA作品がNetflixで配信された。また、「新しいクリエイティブ領域に踏み込むこと」を目標とし、すでに複数の新作アニメの企画が進行中だという。
※為替レートは2026年1月27日時点の数値で換算しています。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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