ホーム » NEWS » ブルース・ウィリス、前頭側頭型認知症とともに生きる現在

ブルース・ウィリス、認知症の自覚はないものの家族は認識──妻エマが近況を語る

/
ブルース・ウィリス
ブルース・ウィリス 写真:RICH FURY/GETTY IMAGES
スポンサーリンク

俳優ブルース・ウィリスは、自身が認知症を患っているという自覚はないものの、家族の存在は今も理解しているという。妻のエマ・ヘミング・ウィリスが、夫の現在の様子を明かした。

エマはこのほど出演したポッドキャスト番組「Conversations With Cam」で、2023年に前頭側頭型認知症(FTD)と診断されたブルースの近況について語っている。

「本人にとっては、それが“今の普通”なのだと思います」とエマは説明。FTDを含む認知症で見られる神経学的症状の一つである「失認(アノソグノシア)」に触れ、「脳が自分自身に起きている変化を認識できなくなる状態」だと述べた。

「否認しているわけではありません。『自分は大丈夫だ』と思って病院に行かない人がいるように見えることもありますが、それは意図的な拒否ではなく、脳の変化によるものです。病気の一部なのです」

さらにエマは、「その意味では、これは“祝福であり、同時に試練”でもある」と心境を語る。

認知症を患うブルース・ウィリスと妻のエマ・ヘミング・ウィリス
エマ・ヘミング・ウィリスとブルース・ウィリス夫妻(2019年、上海にて)写真:Photo by VCG/VCG via Getty Images

「ブルースは自分がこの病気だということに気づいていません。点と点を結びつけることがなかった。それについて、私はむしろ救われています。彼がそれを知らずにいられることを、私はうれしく思っています」

2人の間には現在11歳と13歳の娘がいるが、ブルースは家族のことをきちんと認識しているという。

「『ブルースはあなたのことがわかっていますか?』とよく聞かれますが、答えは“はい”です。彼はアルツハイマー病ではなくFTDなので、私や子どもたちとの“つながり方”が少し違うだけ。以前と同じ形ではなくても、とても美しく、意味のある関係です。私たちはその変化に適応してきました」

ブルース・ウィリスは2023年に前頭側頭型認知症と診断されたことが公表されており、主に言語やコミュニケーション能力に影響が出ているとされている。昨年8月、エマはABCの特別番組に出演し、「身体的にはとても元気。問題は脳機能で、言葉が少しずつ失われつつある」と語っていた。

また、ブルース・ウィリスの元妻で、1987年から2000年まで結婚していた女優デミ・ムーアも、エマの献身的な支えを高く評価している。デミ・ムーアは『オプラ・ポッドキャスト』で、「誰も予測できなかった状況の中で、彼女は恐れと強さ、そして勇気をもって最善の道を切り開いてきた」と称賛した。

ハリウッドを代表するスターであるブルース・ウィリスの現在は、多くのファンにとって胸を打つ現実であると同時に、家族の絆や向き合い方について考えさせられるものとなっている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。※ブルース・ウィリスにはデミ・ムーアとの間に成人した3人の娘もいる。

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿