シドニー・スウィーニー、“ジーンズ広告炎上”を振り返る――「私たちは互いに愛し合い、敬意と理解を持つべき」
『コスモポリタン』誌最新号の表紙・インタビューに登場した俳優のシドニー・スウィーニーは、過去の政治的発言と「炎上」について語った。
昨夏、アメリカンイーグル広告の“言葉遊び”が論争に発展
2025年7月、スウィーニーはイメージキャラクターを務めたファッションブランド、アメリカンイーグルの広告に関する論争に巻き込まれた。この広告で、スウィーニーは「遺伝子は親から子へ受け継がれ、髪や目の色、性格などの特性が決まることが多い。私のジーンズは青い」と発言した。

これはキャンペーンのキャッチフレーズである「すばらしいジーンズ(jeans)」と「すばらしい遺伝子(genes)」を掛け合わせた言葉遊びによって「優生思想を助長する」として、一部批判を浴びた。
この広告はSNS上で炎上し、アメリカンイーグルは「この文言はジーンズについてのものである」と弁明する事態に発展した。
スウィーニー、「政治は語らない」スタンスを表明
『コスモポリタン』誌のインタビュアーは、アメリカンイーグルのジーンズ広告を含む「文化戦争」の話題の中心にいることや、ほとんど政治的見解を述べないため「MAGAバービー」と揶揄されていることについて、スウィーニーに質問した。
そこでスウィーニーは、「政治的見解については話しません」と断言した。「私は芸術を作るためにここにいるのであって、政治について話すためではありません。そのため、この議論の先頭に立つつもりはないのです。だからこそ、人々は私を自分たちの論争の駒として利用したいのだと思います。しかし、それは他人が勝手に私の役割を決めているだけで、私にコントロールできるものではありません」
自身の政治的見解を語らない理由を問われたスウィーニーは、次のように答えた。
「まだよく分かっていません。まず、私はいつも憎しみを感じているわけではないのです。そう言うと『そんなわけない』『イメージアップのためにそう言っているだけだ』と責められることがあります。しかし、私自身は自分が何者で、何を信じているか知っているので、ありのままの自分でいるしかありません。全員に愛されることは不可能です」
またスウィーニーは、今後も自身の政治信念を明らかにするつもりはないと述べた。
「私は政治的な人間ではなく、常に芸術の世界にいます。政治の分野に携わるなんて、考えたこともありません。私が俳優になったのは、物語を作ることが好きだからです。しかし、いかなる形であっても、憎しみという感情は信じていません。私たちは互いに愛し合い、敬意と理解を持つべきだと信じています」
ジーンズ騒動を各所で語る――「分断よりも理解を」
スウィーニーはアメリカンイーグル広告の論争について、昨年11月の『GQ』誌のインタビューで「寄せられた反響には驚きましたが、私はジーンズが大好きで広告に出演しただけです。結局、あれはすばらしいジーンズの広告でしたし、私への影響は何もありませんでした」と語っている。
また、スウィーニーはこの騒動について、最近の『ピープル』誌で以下のように語った。
「これまでの私は、報道が否定的であろうと肯定的であろうと、反応しないスタンスでした。しかし最近では、この問題に沈黙していると、溝が埋まるどころか、むしろ溝が広がるだけだと気づいたのです。2026年は私たちを分断するものではなく、私たちを結びつけるものにもっと焦点が当たることを願っています」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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