ホーム » MOVIES » 映画『F1®/エフワン』続編はある?F1・ドメニカリCEO「乞うご期待」

大ヒット映画『F1®/エフワン』続編は実現する?―― AppleとF1トップが語った「乞うご期待」の真意

/
映画『F1®/エフワン』続編は実現する?―― AppleとF1トップが語った「乞うご期待」の真意
ブラッド・ピット、映画『F1®/エフワン』より 写真:Warner Bros. Pictures / Apple Original Films
スポンサーリンク

映画『F1®/エフワン』の続編が、水面下で動き始めている可能性が浮上した。ブラッド・ピット主演、ジョセフ・コシンスキー監督による本作は、世界興行収入6億ドル(約937億円)を突破し、スポーツ映画として歴史的な成功を収めた。そんな中、製作を手がけるAppleとF1のトップが揃って登壇した場で、続編計画を匂わせる発言が飛び出した。

▼Apple TVプレスデーで語られた“次の一手”

(左から)F1のステファノ・ドメニカリCEO、Appleサービス部門副社長のエディ・キュー
(左から)F1のステファノ・ドメニカリCEO、Appleサービス部門副社長のエディ・キュー 写真:Matt Winkelmeyer/Getty Images

■映画『F1®/エフワン』続編を巡る質問が飛び出した決定的瞬間

2026年2月3日(現地時間)、米サンタモニカで開催されたApple TVのプレスデーに、Appleサービス部門副社長のエディ・キューとF1のステファノ・ドメニカリCEOが登場した。映画『F1®/エフワン』が第98回アカデミー賞で作品賞を含む4部門にノミネートされ、さらにApple TVが米国におけるF1レースの独占放送権を獲得した直後という、極めて象徴的なタイミングでの対談となった。

■「乞うご期待」が示した続編の可能性

質疑応答の場で、会場が最も注目していた質問が投げかけられた。「第1作がこれほどの成功を収めた今、F1映画の続編は制作されるのか」―― この問いに対し、ドメニカリCEOは明確な肯定を避けつつも、含みを持たせた。

「乞うご期待、です。絶対にないとは言えません。ただし、この映画の成功は特別なものでした。もし次を作るなら、本当に、本当にすばらしい作品でなければならないでしょう」

▼映画『F1®/エフワン』が生んだ唯一無二の成功

(左から)ブラッド・ピット、ジョセフ・コシンスキー監督、ジェリー・ブラッカイマー、ダムソン・イドリス
(左から)ブラッド・ピット、ジョセフ・コシンスキー監督、ジェリー・ブラッカイマー、ダムソン・イドリス 写真:Scott Garfield/Apple Studios

■世界興行収入6億ドルが意味するもの

映画『F1®/エフワン』は、F1という競技のリアルさと映画的スペクタクルを高次元で融合させ、世界的な社会現象となった。スポーツ映画として史上最高の興行収入を記録し、ブラッド・ピット、そしてAppleにとっても過去最大級の成功作となった。

■F1とハリウッドの“危うい融合”をどう乗り越えたか

F1のステファノ・ドメニカリCEOは、企画初期を振り返り、最大の懸念はハリウッド的演出とF1のリアリティの両立だったと語っている。

「私たちの世界を映画という文脈の中でリアルに描けるか。それが最も重要でした。しかし結果として、その目的は達成され、信じられないほどの経験になりました」

▼映画『F1®/エフワン』続編発言と同時に示されたAppleの本命戦略

ルイス・ハミルトン(右から2番目)と談笑するブラッド・ピット&ジョセフ・コシンスキー監督
ルイス・ハミルトン(右から2番目)と談笑するブラッド・ピット&ジョセフ・コシンスキー監督 写真:Scott Garfield/Apple

■「24本のF1映画」という挑発的な比喩

映画『F1®/エフワン』の続編の話題が最高潮に達した直後、Appleのエディ・キューは話題をApple TVによるF1中継へと巧みに転換した。「今年、Apple TVでは24本の『F1映画』を公開します。結末が分からない、世界最高の脚本なしドラマです」

キューの発言は、2026年シーズン全24戦を、映画級の体験として届けるというAppleの意思表示でもあった。

■映画を超えるライブ体験への野心

Apple TVでのF1中継では、映画『F1®/エフワン』で評価された映像体験が、リアルタイム配信でも実装されるという。4KおよびDolby品質による映像、革新的なカメラアングル、複数視点を同時に表示できるインターフェースなど、視聴体験そのものを再定義する試みが進められている。

▼続編は“文化的拡張”の延長線上にあるのか

ダムソン・イドリス、ブラッド・ピット、映画『F1®/エフワン』より
ダムソン・イドリス、ブラッド・ピット、映画『F1®/エフワン』より 写真:Courtesy Warner Bros. Pictures

■F1をスポーツからカルチャーへ押し上げた戦略

対談の終盤、F1の未来について問われたステファノ・ドメニカリCEOは、競技の枠を超えたビジョンを示した。

「F1の未来は明るくなければなりません。私たちはこのスポーツを、単なるレースから文化的次元へと移行させてきました。重要なのは、コンテンツを拡大し続けることです」

■映画『F1®/エフワン』続編は必然か、それとも慎重論か

ドメニカリCEOの発言は、映画『F1®/エフワン』続編が、単独の映画企画ではなく、F1というブランドを文化的に拡張する流れの中で検討されていることを示唆している。AppleとF1のパートナーシップは、映画、配信、スポーツ中継を横断しながら、次の段階へと進もうとしている。

映画『F1®/エフワン』の続編が正式に発表される日は、まだ先かもしれない。しかし、「乞うご期待」という言葉が示す余白こそが、映画『F1®/エフワン』の次なる物語への期待を、より一層高めている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

ザ・ハリウッド・リポーター・ジャパンで最新ニュースをゲット

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿