トランプ大統領、バッド・バニーのスーパーボウル2026ハーフタイムショーを痛烈批判「史上最低」
2026年2月8日(現地時間)に開催された第60回スーパーボウル(Super Bowl LX)のハーフタイムショーをめぐり、ドナルド・トランプ大統領がバッド・バニーを強く批判した。
▼トランプ大統領、スーパーボウルのパフォーマンスを酷評

グラミー賞受賞アーティストであるバッド・バニーは、プエルトリコ文化を前面に打ち出しながら「憎しみよりも強い唯一のものは、愛である」とメッセージを発信。しかし、その直後、トランプ大統領は自身のSNS「Truth Social」でパフォーマンスを「完全にひどい」「史上最低レベル」と酷評した。
トランプ大統領は投稿の中で、「意味不明で、偉大なるアメリカへの侮辱だ」と非難。さらに「子どもたちにとって有害」「感動のかけらもない」と断じた。
投稿はパフォーマンス批判にとどまらず、NFLの新キックオフ・ルールにまで言及し、最後はおなじみの「MAKE AMERICA GREAT AGAIN!」(アメリカを再び偉大に!)で締めくくられた。
以前からバッド・バニーへの不満を公然と示してきたトランプ大統領だけに、今回の反応は“予想通り”との声も上がっている。
▼バッド・バニーが届けた“ラテンの愛”

一方、バッド・バニーは故郷プエルトリコのコミュニティを再現したステージセットで、自身の文化とルーツを世界最大級の舞台に持ち込んだ。
ヒット曲「DtMF」を含むパフォーマンスの最後に掲げたのは、「憎しみよりも強力な唯一のものは、愛である」というメッセージ。それは、分断が続くアメリカ社会への静かな声明とも受け取れる内容だった。
【動画】「憎しみよりも強いものは、愛」―― ハーフタイムショーの圧巻のフィナーレ
Lo único más poderoso que el odio, es el amor.
— NFL (@NFL) February 9, 2026
The Only Thing More Powerful Than Hate is Love. @sanbenito #AppleMusicHalftime pic.twitter.com/0VDQlSjet9
▼移民政策をめぐる対立

今回の批判の背景には、移民政策をめぐる政治的対立があると見られている。
バッド・バニーはこれまで、トランプ政権の強硬な移民取り締まりやICE(米移民・関税執行局)の活動を公然と批判。2026年グラミー賞の受賞スピーチでも、ICEを非難した。
さらに、ワールドツアー「Debí Tirar Más Fotos World Tour」では、コンサート会場でのICEによる強制捜査を懸念し、米国公演を見送る決断もしている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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