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伝説のヤクザ映画が43年ぶりに柳楽優弥主演でリメイク 『RYUJI 竜二』10月30日公開

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リメイク『RYUJI 竜二』10月30日公開
『RYUJI 竜二』
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俳優の故・金子正次さんが脚本・主演を務め、伝説的なヤクザ映画と称される1983年公開の『竜二』が、俳優の柳楽優弥主演で43年ぶりにリメイクされることが分かった。タイトルは『RYUJI 竜二』。水田伸生監督がメガホンをとり、10月30日に公開される。

派手な暴力描写が登場しないヤクザ映画として話題に

『竜二』は金子さんによる自主製作。ヤクザ組織の幹部である花城竜二が、妻子のために足を洗い、つかの間の幸せを手に入れるが、元の世界への未練を断ち切れず苦悩する姿を描く。

当時の主流だった東映の実録路線などとは一線を画し、抗争や暴力描写のないヤクザ映画として高い評価を受けた。1983年10月29日に全国の主要都市の5~6館で封切りとなったが、連日満員の盛況となった。

映画『竜二』劇場予告編 1983年版

さらに、金子さんが初日に訪れた新宿の映画館で倒れ、その8日後の11月6日に胃がん性腹膜炎のため、33歳の若さで急逝した衝撃も重なり、12月に全国規模に拡大されるヒット。2023年には公開40周年を記念し、リバイバル上映されている。

リメイクに当たって水田監督は、「名作のリメイクはオリジナルに対する敬意の表明であり、新たな解釈で命を吹き込む再創造。決して模倣ではない。金子さんが命を懸けて創造した名作映画を汚すわけにはいかない」と並々ならぬ決意を示した。撮影は昨年11~12月に行われ、「柳楽さんとたくさん話し合い、43年の時を経て再創造する『竜二』の完成形を模索した」と振り返った。

柳楽優弥が挑む新たな竜二像

柳楽も、「原作への最大限の敬意を胸に、今の時代だからこそ生まれる『RYUJI』を届けたい。『竜二』と真剣勝負で向き合いました」と覚悟を持って撮影に臨んだ。そして、「水田監督をはじめ、スタッフの皆さんが誠意をもって作品に向き合う姿勢を示してくださり、自分自身も誠実に向き合うことができました」と満足げだ。

そして「強さを持ちながら悩み、迷い、最後に決断していく竜二の姿は、時代の変化のはざまにある今、人と人との距離感が移り変わる中で、改めて共感できる価値を持つものになっていると感じています」と自信を深めた様子。企画の中沢敏明氏も、「主演は柳楽さん以外には考えられなかった。狂気と優しさが入り混じった彼の眼差しで演じる芝居は、すべてが想像のワンランク上だった」と太鼓判を押している。

『RYUJI 竜二』は、2026年10月30日に全国で公開される。

リメイク『RYUJI 竜二』10月30日公開
『RYUJI 竜二』

取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元

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