『ストレンジャー・シングス』チームはなぜNetflixを離れた?ダファー兄弟&ショーン・レヴィ、それぞれの決断
Netflixの人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』を手がけたマット・ダファー&ロス・ダファー兄弟と、製作総指揮・監督を務めてきたショーン・レヴィがNetflixを離れた理由について、同社CEOのテッド・サランドスが語った。
ダファー兄弟、映画製作に注力するためNetflixを離脱
ダファー兄弟は2025年8月、映画・テレビ・ストリーミング作品を対象とする4年間の独占契約をパラマウントと結ぶことを発表。Netflixとの契約終了後、2026年4月からパラマウントでの新たな契約がスタートした。
サランドスは、兄弟が約10年間Netflixと仕事をしてきたことに触れ、「今はテレビシリーズをもっと作りたいとは思っていなかった」と説明。そのうえで、2人が大規模な劇場映画の製作を望んでいたことが、移籍の大きな理由だったと明かした。
サランドスはダファー兄弟に対し、「あなたたちは自分たちのやっていることがすばらしい。40歳なのだから、それをやるべきだ。60歳になってから、20年前にやっておけばよかったと思ってほしくない」と伝えたという。
また、ダファー兄弟がNetflixを離れた後も、『ストレンジャー・シングス』のフランチャイズ自体はNetflixが所有していると強調。「『ストレンジャー・シングス』のユニバースは、これからもずっとその成功の一部であり続ける」と語り、今後も同シリーズの世界から新たなコンテンツが生まれる可能性を示唆した。
ダファー兄弟自身もNetflixを離れる理由について、劇場公開を前提とした映画製作に取り組めることが大きな魅力だったと説明している。
ショーン・レヴィ、ディズニー傘下の20世紀テレビと新契約
一方、Netflixと約10年間にわたって契約してきたショーン・レヴィも、ディズニー傘下の20世紀テレビと新たな包括契約を結ぶことが9月28日に発表された。新契約は2027年10月からスタートする。
レヴィは現在、ルーカスフィルムの『スター・ウォーズ/スター・ファイター』を監督しており、同作は2027年5月28日に全米公開予定。
サランドスによると、レヴィもダファー兄弟と同様に、大規模な劇場映画に取り組むことを望んでいたという。
「ほかの場所で仕事を抱えている人と包括契約を結ぶと、常に時間の奪い合いになってしまう」とサランドスは説明。さらに、レヴィが今後もしばらく『スター・ウォーズ』作品に携わることを示唆し、「彼の契約先がディズニーであることは、とても理にかなっている」と語った。
その一方で、Netflixとレヴィの関係が完全に終わるわけではない。レヴィが自身の製作会社21 Laps Entertainmentを通じて手がける作品のうち、Netflixではホッケーを題材にしたドラマ『Sticks(原題)』などが引き続き開発されているという。
サランドスは「ショーンとはこれからもたくさんのことを一緒にやる」と述べ、今後も協力関係が続くことを強調した。
レヴィは20世紀テレビとの契約発表時、ディズニーとは「常に親近感を感じていた」と説明し、同社について「故郷のように感じる」とコメントしていた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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