ヴァネッサ・ハジェンズが新作ドキュメンタリーの撮影でマニラへ 自身のフィリピン系のルーツを探求
俳優のヴァネッサ・ハジェンズが新作ドキュメンタリー映画に出演、自身のルーツを探求しにフィリピンへと向かう。母親の出生地であるフィリピンに初めて旅行する様子を収め、親密な家族関係や世界的なスターになった軌跡を紹介する予定だ。
パラワンやマニラで撮影する旅には、ハジェンズの母と妹が同行する。これまでも、ハジェンズは25歳でアメリカに向かった母の経歴について、誇りを持って語ってきた。ハジェンズは「私たちの物語は、世界中の女性に共感してもらえると思う。シェアすることで、お互いを勇気づけることができる」と思いを伝えた。
現時点で映画のタイトルは未定。監督を務めるのは、東京国際映画祭に出品された『マニャニータ』やマニー・パッキャオの伝記作品『キッド・クラフ 少年パッキャオ』のポール・ソリアーノ。2016年に製作した『痛ましき謎への子守唄』は、ベルリン国際映画祭でアルフレッド・バウアー賞を獲得した。ソリアーノは「ヴァネッサと一緒に仕事ができて光栄だ。輝かしいキャリアがある彼女が、ルーツを辿って母親の故郷に敬意を払っていることは素晴らしい」と語った。
最近は、リン=マニュエル・ミランダ監督の『Tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』に出演したハジェンズ。8歳でキャリアをスタートし、やがてディズニー・チャンネルの『ハイスクール・ミュージカル』で世界的な名声を手にした。その他『スプリング・ブレイカーズ』や『バッドボーイズ フォー・ライフ』などに出演。また、Netflixの『クリスマスナイト ~恋に落ちた騎士~』ではエグゼクティブプロデューサーも務めた。次の出演作として、コメディー作品『French Girl(原題)』とマイケル・ベイ監督の『Bad Boys 4(原題)』が控えている。
オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌